N1 System Manager で使用されるセキュリティーキーは、すべてのサーバーで同一な必要があります。通常動作では、キーで使用されるセキュリティーキーがデフォルト状態のままでかまいません。セキュリティーキーの再生成が必要になることもあります。
管理サーバーの root パスワードが外部に漏れた恐れがある場合、セキュリティーキーを再生成してください。
管理サーバーのシステム日付が、date コマンドを使用して変更された場合、セキュリティーキーを再生成してください。date コマンドを使用して管理サーバーのシステム日付が変更された場合、N1 System Manager 管理デーモン n1sminit が次回再起動したときに、管理サーバーでそれ以降サービスが提供されなくなる恐れがあります。この場合は、キーを再生成し、N1 System Manager 管理デーモンを再起動する必要があります。説明は、「共通エージェントコンテナのセキュリティーキーを再生成する」にあります。
管理サーバー上でスーパーユーザー権限を使い、N1 System Manager 管理デーモンを停止します。
# /etc/init.d/n1sminit stop |
create-keys サブコマンドを使用し、セキュリティーキーを再作成します。
Linux がインストールされている管理サーバーの場合
# /opt/sun/cacao/bin/cacaoadm create-keys --force |
Solaris OS がインストールされている管理サーバーの場合
# /opt/SUNWcacao/bin/cacaoadm create-keys --force |
管理サーバー上でスーパーユーザー権限を使い、N1 System Manager 管理デーモンを再起動します。
# /etc/init.d/n1sminit start |