検索に失敗した場合、ジョブ出力に次が含まれていると、対象サーバーは SNMP 接続が最大数に達しています。
Error. The limit on the number of SNMP destinations has been exceeded.
Sun Fire V20z および V40z のサービスプロセッサには、SNMP 接続先が 3 つという制限があります。現在の SNMP 接続先を表示するには、次の手順を実行します。
SSH を使用し、サービスプロセッサにログインします。
次のコマンドを実行します。
sp get snmp-destinations |
SNMP 接続先が出力に表示されます。
V20z または V40z の接続先が 3 つある場合、検出に失敗します。障害が発生したのは、検出中に N1 System Manager がサービスプロセッサに snmp-destination を追加したからです。
SNMP 接続先は、N1 System Manager などの管理ソフトウェアによってサービスプロセッサに設定できます。SNMP 接続先のエントリが不要になった場合は、SNMP 接続先からエントリを削除できます。ある管理サーバーで N1 System Manager を使用して対象サーバーを検出した後で、サーバーを削除することなく、その管理サーバーを使用しなくなった場合にこの状態になります。エントリを削除する場合は、サービスプロセッサで sp delete snmp-destination コマンドを使用します。他の管理ソフトウェアが監視のために必要としている可能性があるため、削除コマンドの使用には注意が必要です。ただし、delete server コマンドを使用して N1 System Manager からサーバーが削除されると、プロビジョニング可能なサーバーの SNMP 接続先が削除されます。プロビジョニング可能なサーバーを削除するときは、delete server コマンドの使用が適しています。