コマンド行のヘルプページに含まれる記述の誤りを次に示します。
コマンド行のタブヘルプの一部とヘルプページに、IPMI 資格用に入力する情報について誤った記述があります。コマンド行での IPMI 資格値としては、パスワードだけではなく、ユーザー名とパスワードの両方が必要です。IPMI 値は次の構文である必要があります。user-name/ password
Sun Fire V20z および V40z サーバーの場合、IPMI 資格で必要なのはパスワードだけです。
どのパスワード属性値でも、代わりに疑問符 (?) を入力することによって、コマンド行にパスワードが表示されないようにすることができます。この場合、コマンドを入力すると、パスワードの入力が求められます。たとえば rootpassword や agentssh 属性などです。
コマンド行のヘルプページでの force および netboot 属性の説明に対応する値が含まれていません。有効なコマンドにするには、force=true または force true というようにそれらの値として true の指定が必要です。
管理サーバーを再起動したあと、あるいは N1 System Manager を再起動した場合、root ユーザーのデフォルトロールは、自動的に Admin に設定されます。root ユーザーのデフォルトロールを別のロールに変更することもできますが、その割り当てに固定されることはありません。
load group コマンド用に次の属性が追加されています。これらの属性は、load server コマンドで複数のサーバーを指定する場合にも追加されます。
bootnetworkdevice bootnetworkdevice – サーバーのプロビジョニングネットワークインタフェースを使用して、サーバーがインストールされます。Solaris で有効な値は bge0 (デフォルト)、 bge1、bge2、および bge3 です。Linux で有効な値は eth0 (デフォルト)、eth1、eth2 、eth3、および eth4 です。
networkdevice networkdevice – (Linux のみ) インストール後のサーバーのプロビジョニングネットワークインタフェース。デフォルトは eth0 です。
Sun Fire X2100 サーバーに Red Hat 4 OS をインストールする場合は、 bootnetworkdevice と networkdevice のどちらも eth1 に設定する必要があります。この状況では、デフォルト値は有効ではありません。