Sun N1 System Manager 1.2 コマンド行レファレンスマニュアル

コマンドのヘルプ

help コマンド

ヘルプは、次の方法で表示することができます。

使用可能なコマンドを次の表に示します。

コマンド 

機能説明 

add

オブジェクトまたはグループにメンバーを追加します。 

connect

プロビジョニング可能なサーバーのシリアルコンソールに接続します。 

create

N1 System Manager に新しいオブジェクトを作成 (またはコピー) します。 

delete

N1 System Manager からオブジェクトを削除します。 

discover

管理対象にする新しいサーバーを検出します。 

exit

N1-ok> シェルを終了します。

help

コマンドまたはオブジェクトに関するヘルプを表示します。help コマンドの代わりに ? を使用することもできます。help help は有効なコマンドではありません。

load

サーバーまたはサーバーグループにソフトウェアをインストールします。 

remove

オブジェクトまたはグループからメンバーを削除します。 

reset

サーバーまたはサーバーグループの電源をオフにしてから、オンにします。 

set

サーバー、サーバーグループ、またはオブジェクトで属性を変更します。 

show

オブジェクトまたはグループの概要または詳細情報を一覧表示します。 

start

オブジェクトを有効にするか、コマンドを発行します。たとえばサーバーの電源を入れて起動することができます。 

stop

オブジェクトを無効にします。たとえばサーバーを停止して電源を切ることができます。 

unload

サーバーまたはサーバーグループからソフトウェアをアンインストールします。 

指定可能なオブジェクトについては、「オブジェクトのヘルプ」 の項で説明しています。

add

オブジェクトまたはグループにメンバーを追加します。

機能説明

add コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。 grouposprofileroleserveruser

help add object と入力すると、詳細情報を得ることができます。

add group

既存のサーバーグループにプロビジョニング可能なサーバーを追加し、複数のサーバーの管理操作を行いやすくします。新しいサーバーグループを作成する方法については、create group を参照してください。

形式

パラメータ

add osprofile

既存の OS プロファイルにディストリビューショングループ、ディスクパーティション、OS アップデート、カスタムインストールスクリプトのいずれかを追加します。

機能説明

OS プロファイルでディストリビューショングループが指定されていない場合は、デフォルトで、Entire Distribution plus OEM Support (Solaris)、 Everything (Red Hat)、または Default Installation (SUSE) の各グループがインストールされます。有効な Solaris プロファイルには、少なくとも 1 つのパーティション (ルート) 、有効な Linux プロファイルには少なくとも 2 つのパーティション (ルートおよびスワップ) が必要です。

形式

パラメータ

add role

既存のロールに権限を追加します。新しいロールを作成する方法については、create role を参照してください。

形式

パラメータ

add server

プロビジョニング可能なサーバーに N1 System Manager の機能を追加します。

機能説明

N1 System Manager の機能を利用するには、プロビジョニング可能なサーバーに機能を追加する必要があります。機能には、OS アップデートとリモートコマンドの実行に必要な基本管理機能と、サーバー上の OS リソースの健全性を監視するために必要な OS 監視機能の 2 種類があります。機能を追加すると、プロビジョニング可能なサーバーに機能がインストールされ、指定したエージェントの資格が設定され、サーバー上でその機能を利用できるようになります。OS 監視機能の場合、監視は自動的に有効になります。show server の出力の「Base Management Supported」フィールドと「OS Monitoring Supported」フィールドは、サーバーの機能の現在のサポート状態を示します。

Sun N1 System Manager を以前のリリースからアップグレードしたあと、upgrade キーワードを指定してこのコマンドを実行すると、プロビジョニング可能なサーバーの既存の機能をアップグレードできます。

形式

パラメータ

add user

ユーザーにロールを追加します。ロールが追加されたユーザーは、そのロールの役割を果たすことが可能になり、そのロールに関連付けられている権限を得ることができます。

形式

パラメータ

connect

プロビジョニング可能なサーバーのシリアルコンソールに接続します。

機能説明

connect コマンドは、server オブジェクトに使用することができます。

詳細を参照するには、help connect server と入力してください。

connect server

プロビジョニング可能なサーバーのシリアルコンソールに接続します。

機能説明

connect server コマンドを使用して、インストールを監視したり、管理作業を行えるようにします。ほとんどのハードウェアプラットフォームでは、ログインする最初のユーザーに、シリアルコンソール上での読み取り、書き込みの権限が付与され、次のユーザーセッションは読み取り専用モードになります。一部のプラットフォームでは、同じサーバー上での複数のシリアルコンソールセッションは許可されていません。次のエスケープシーケンスを使用すると、いつでもシリアルコンソール接続を終了できます。

ALOM ベースのシステム # .

Sun Fire(TM) X4000 シリーズのシステム ESC (

Sun Fire V20z および V40z システム ^E c .

このコマンドは、ブラウザインタフェースのコマンド行では使用できないことに注意してください。ただし、ブラウザインタフェースでは、「サーバーの詳細」ページで 「アクション」メニューから「シリアルコンソールを開く」を選択することによってサーバーのシリアルコンソールにアクセスできます。また、このコマンドはユーザーの入力が必要であるため、n1sh -f コマンドで使用するカスタム N1 System Manager スクリプト内で使用しないでください。

形式

パラメータ

create

このコマンドは、N1 System Manager に新しいオブジェクトを作成します。また、N1 System Manager の外部にすでに存在するオブジェクトをコピーすることもできます。

機能説明

create コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。firmwaregroupnotificationososprofileroleupdate user

help create object と入力すると、詳細情報を得ることができます。

N1 System Manager へのプロビジョニング可能なサーバーの追加については、discover を参照してください。

create firmware

N1 System Manager に、ファームウェアアップデートをコピーします。保存したファームウェアアップデートは、プロビジョニング可能なサーバーにインストールできます。

形式

パラメータ

create group

新しいサーバーグループを作成します。ビジネスまたは管理上の必要性に応じてプロビジョニング可能なサーバーをグループにまとめることができます。

形式

パラメータ

create notification

新しい通知規則を作成します。

形式

パラメータ

create os

OS イメージを管理サーバーにコピーします。これにより、プロビジョニング可能なサーバーにインストールすることができるようになります。

機能説明

ISO ファイル、CD、または DVD から呼び出された OS ディストリビューションの OS イメージをコピーすることができます。N1 System Manager は、Solaris OS CD および CD ISO ファイルのコピーはサポートしていないことに注意してください。コピーには、Solaris DVD または DVD ISO ファイルを使用してください。

プロビジョニングを行う OS ディストリビューションごとに 3.0G バイト以上を割り当てる必要があります。

Solaris の管理サーバーでは、OS ディストリビューションは次の場所に保存されます。

Linux OS ディストリビューション: /var/opt/SUNWscs/share/allstart

Solaris OS ディストリビューション: /var/js

Linux の管理サーバーでは、OS ディストリビューションは次の場所に保存されます。

Linux OS ディストリビューション: /var/opt/sun/scs/share/allstart/

Solaris OS ディストリビューション: /var/opt/sun/scs/share/allstart/jumpstart/

複数枚の インストール CD から OS ディストリビューションをコピーする場合は、同じ OS ディストリビューション名を指定して create os コマンドを複数回実行する必要があります。たとえば 2 枚の CD で提供されている OS ディストリビューションをコピーする場合は、最初の CD を挿入してから、create os コマンドを実行し、そのジョブが完了するのを待ちます。最初のジョブが完了したら、2 枚目の CD を挿入し、再度 create os コマンドを実行してそのジョブが完了するのを待ちます。2 つ目のジョブが完了すると、OS ディストリビューションのインストールが成功したことになります。

SUSE Linux Enterprise Server 9 SP1 ディストリビューションをコピーするときは、create os コマンドを複数回実行する必要があります。最初に、SLES 9 基本ディストリビューションをコピーします。基本ディストリビューションのコピーが完了したら、SLES 9 Update 1 ディストリビューションをコピーできます。

OS ディストリビューションを新しく作成すると、その OS ディストリビューションごとに、ディストリビューションと同じ名前を使用してデフォルトの OS プロファイルが自動的に作成されます。デフォルトのプロファイルは、例として示されます。多くの場合、使用しているハードウェアに合致するようにデフォルトのプロファイルを更新する必要があります。更新するよりも、単に新しいプロファイルを作成するほうがより簡単な場合があります。show osprofile osprofile コマンドで、OS プロファイルの構成情報を表示できます。

形式

パラメータ

create osprofile

新しい OS プロファイルを作成します。

機能説明

create osprofile コマンドに加え、OS プロファイルを使用できるようにするには、add osprofile コマンドを使用して、ディストリビューショングループ、パーティション情報、リソース、およびスクリプトを OS プロファイルに追加する必要があります。

このコマンドを使用し、既存のプロファイルのクローン (コピー) を作成することもできます。プロビジョニング可能なサーバーのインストールに使用したプロファイルを変更するか、そのコピーを作成する場合は、このコマンドを使用する必要があります。

形式

パラメータ

create role

新しいロールを作成します。権限が指定されない限り、新しいロールはデフォルトにより権限追加しません。

形式

パラメータ

create update

N1 System Manager に OS アップデートをコピーします。保存した OS アップデートを、プロビジョニング可能なサーバーにインストールできます。

機能説明

さまざまな種類の OS アップデートをコピーできます。Linux オペレーティングシステム用の RPM、Solaris オペレーティングシステム用のパッケージまたはパッチがあります。デフォルトでは、load コマンドによって、対応するネイティブの OS コマンドを使用して OS アップデートがインストールされます。ただし、デフォルトのインストールに優先するインストールスクリプトを指定して、カスタムインストールを実行できます。詳細は、『Sun N1 System Manager 管理ガイド』の「パッケージ、パッチ、および RPM の管理」を参照してください。

形式

パラメータ

create user

N1 System Manager の新しいユーザーを作成します。ユーザーは、管理サーバーの OS にすでに存在する必要があります。ロールが指定されない限り、新しいユーザーはデフォルトによりロール追加しません。

形式

パラメータ

delete

N1 System Manager からオブジェクトを削除します。

機能説明

delete コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。firmwaregroupjobnotificationososprofileroleserverupdateuser

help delete object と入力すると、詳細情報を得ることができます。

delete firmware

N1 System Manager から、ファームウェアアップデートを削除します。

形式

パラメータ

delete group

サーバーグループを削除します。N1 System Manager からプロビジョニング可能なサーバーが削除されるわけではありません。

形式

パラメータ

delete job

ジョブを削除します。

形式

パラメータ

delete notification

通知規則を削除します。

形式

パラメータ

delete os

N1 System Manager から OS ディストリビューションを削除します。

機能説明

OS ディストリビューションは、プロビジョニング可能なサーバーに配備されていても、削除できます。ただし、OS ディストリビューションを削除するには、その前に delete osprofile コマンドを使用して、関連付けられているすべての OS プロファイルを管理サーバーから削除する必要があります。

形式

パラメータ

delete osprofile

OS プロファイルを削除します。

機能説明

OS プロファイルは、プロビジョニング可能なサーバーに配備されていても、削除できます。ただし、使用中の (サーバーにアクティブに配備されている) プロファイルを削除することはできません。show osprofile コマンドを実行すると、OS プロファイルが使用中であるかどうかがわかります。

形式

パラメータ

delete role

ロールを削除します。ユーザーに割り当てられている場合、ロールは削除できません。

形式

パラメータ

delete server

N1 System Manager からサーバーを削除します。そのサーバーは、show server all コマンドで得られる一覧に表示されなくなります。

形式

パラメータ

delete update

N1 System Manager から OS アップデートを削除します。

形式

パラメータ

delete user

N1 System Manager のユーザーを削除します。管理サーバーの OS からユーザーが削除されることはありません。

形式

パラメータ

discover

N1 System Manager の管理対象にする新しいプロビジョニング可能なサーバーを検出して追加します。

機能説明

新しいプロビジョニング可能なサーバーを検出対象に設定する方法については、『Sun N1 System Manager サイト計画の手引き』の第 2 章を参照してください。

各ハードウェアプラットフォームが検出されるためには、一定の資格が必要です。ALOM ベースのシステムでは telnet、Sun Fire V20z および V40z サーバーでは SSH、IPMI、SNMP、Sun Fire X4000 シリーズのシステムでは SSH と IPMI、Sun Fire X2100 サーバーでは IPMI が必要です。

サーバーが検出されるには、次の条件が満たされている必要があります。

プロビジョニング可能なサーバーの認証資格を指定するか、サーバーが出荷時のデフォルト状態であるか (Sun Fire V20z または V40z サーバーのみ)、または検出プロセスによって使用されるデフォルトの資格でサーバーが設定されている必要があります。資格を指定しなかった場合に検出プロセスによって使用されるシステム固有のデフォルトの資格の一覧については、『Sun N1 System Manager サイト計画の手引き』の「プロビジョニング可能なサーバーの設定」を参照してください。

プロビジョニング可能なサーバーの管理ネットワーク IP アドレスが設定されていて N1 System Manager からアクセスできるネットワーク上にある必要があります。

形式

パラメータ

exit

N1–ok> シェルを終了します。N1–ok> シェルがデフォルトのシェルの場合は、N1 System Manager から完全にログアウトします。デフォルトのシェルでない場合は、管理サーバーの元のシェルに戻ります。

形式

load

プロビジョニング可能なサーバーにソフトウェアをインストールします。

機能説明

load コマンドは、OS ディストリビューション (OS プロファイルを使用)、ファームウェアアップデート、OS アップデート (パッケージ、パッチ、RPM) をインストールします。load コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。group および server

help load object と入力すると、詳細情報を得ることができます。

load group

プロビジョニング可能なサーバーのグループに、OS ディストリビューション (OS プロファイルを使用)、OS アップデート、ファームウェアアップデートなどのソフトウェアをインストールします。

形式

パラメータ

インストール関係の属性

次の属性は、サーバーの起動とインストールに一時的に使用されます。N1 System Manager は、これらのすべての属性にデフォルト値を提供します。これらの属性が必要となるのは、Red Hat Linux または SUSE Linux のインストール時のみです。

サーバー構成関係の属性

次の属性は、インストール中のサーバーのネットワーク情報の構成に使用されます。N1 System Manager は、これらのすべての属性にデフォルト値を提供します。

load server

プロビジョニング可能なサーバーに、OS ディストリビューション (OS プロファイルを使用)、OS アップデート、ファームウェアアップデートなどのソフトウェアをインストールします。

形式

パラメータ

インストール関係の属性

次の属性は、1 つ以上のサーバーのインストールに一時的に使用されます。一部の属性は、単一サーバーのインストールでのみ指定できます。N1 System Manager は、単一サーバー固有ではないすべての属性にデフォルト値を提供します。

サーバー構成関係の属性

次の属性は、インストール中のサーバーのネットワーク情報の構成に使用されます。一部の属性は、単一サーバーのインストールでのみ指定できます。N1 System Manager は、単一サーバー固有ではないすべての属性にデフォルト値を提供します。

remove

オブジェクトまたはグループからメンバーを削除します。

機能説明

remove コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。 grouposprofilerole serveruser

help remove object コマンドで詳細情報を得ることができます。

remove group

サーバーグループからサーバーを削除します。

形式

パラメータ

remove osprofile

OS プロファイルから、ディストリビューショングループ、ディスクパーティション、OS アップデート、カスタムインストールスクリプトのいずれかを削除します。

機能説明

このコマンドを使用中の (サーバーにアクティブに配備されている) プロファイルに対して実行することはできません。show osprofile コマンドを実行すると、OS プロファイルが使用中であるかどうかがわかります。

形式

パラメータ

remove role

ロールから権限を削除します。

形式

パラメータ

remove server

プロビジョニング可能なサーバーから OS 監視機能または基本管理機能を削除します。

機能説明

このコマンドを使用して OS 監視機能を削除する場合は、2 つのレベルがあります。uninstall キーワードを指定しなかった場合、OS 監視機能はプロビジョニング可能なサーバーにインストールされたままになります。ただし、機能自体は無効になり、N1 System Manager でサーバーの OS を監視できなくなります。uninstall キーワードを指定した場合、OS 監視機能はプロビジョニング可能なサーバーからアンインストールされ、OS 監視機能は無効になります。どちらの方法を使用しても、OS 監視機能をいったん削除すると、サーバーの OS リソースの健全性状態は uninitialized になります。

基本管理機能を削除すると、機能はプロビジョニング可能なサーバーからアンインストールされ、無効になります。基本管理機能を削除するには、先に OS 監視機能をサーバーからアンインストールする必要があります。

機能を削除しても、add server コマンドを使用すればあとでいつでも追加できます。show server の出力の「基本管理サポートの有無」フィールドと「OS 監視サポートの有無」フィールドは、サーバーの機能の現在の状態を示します。

形式

パラメータ

remove user

ユーザーからロールを削除します。

形式

パラメータ

reset

プロビジョニング可能なサーバーを再起動します。

機能説明

reset コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。 group および server

help reset object コマンドで詳細情報を得ることができます

reset group

プロビジョニング可能なサーバーグループを再起動 (電源オフ後に電源オン) します。サーバーの構成によっては、オペレーティングシステムの起動が行われます。

形式

パラメータ

reset server

プロビジョニング可能なサーバーグループを再起動 (電源オフ後に電源オン) します。サーバーの構成によっては、オペレーティングシステムの起動が行われます。

形式

パラメータ

set

オブジェクトまたはグループで属性を変更します。

機能説明

set コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。 firmwaregroupnotification ososprofileroleserversessionuser

help set object コマンドで詳細情報を得ることができます。

set firmware

ファームウェアアップデートの属性を変更します。

形式

パラメータ

set group

サーバーグループの名前を変更するか、サーバーグループ上のロケータランプまたは監視状態を変更します。

形式

パラメータ

set notification

通知規則の名前、説明、または通知先を変更します。

形式

パラメータ

set os

OS ディストリビューションの名前を変更します。

形式

パラメータ

set osprofile

OS プロファイルの構成を変更します。

形式

パラメータ

OS プロファイルの属性は OS によって異なります。OS ごとの属性の一覧を次に示します。

Solaris プロファイルの属性

Red Hat Linux プロファイルの属性

SUSE Linux プロファイルの属性

set role

ロールの説明を変更します。

形式

パラメータ

set server

プロビジョニング可能なサーバーの構成情報を変更するか、サーバーの現在の設定および状態で N1 System Manager を更新します。

形式

パラメータ

構成関係の属性

set session

このコマンドは、現在のセッションのユーザーロールまたは出力形式を変更します。

形式

パラメータ

set user

ユーザーのデフォルトロールを変更します。

形式

パラメータ

show

オブジェクトまたはグループの概要または詳細情報を一覧表示します。

機能説明

show コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。firmwaregroupjoblognotificationososprofileprivilegeroleserversessionupdateuser です。

help show object コマンドで詳細情報を得ることができます。

show firmware

すべてのコピーされたファームウェアアップデートを一覧表示するか、特定のファームウェアアップデートの詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

show group

すべてのサーバーグループを一覧表示するか、特定のサーバーグループの詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

show job

すべてのジョブ、特定のジョブの詳細情報、または指定したフィルタに従って選別されたジョブを一覧表示します。

形式

パラメータ

日時の表示形式

endbefore endafterstartbefore、および startafter オプションには、次の日時の表示形式を使用します。

[CC]YY[-MM[-DD[Thh[:mm[:ss[Z]]]]]]

show log

N1 System Manager またはプロビジョニング可能なサーバーに記録されているすべてのイベント、特定のイベントの詳細情報、または特定のフィルタに基づくイベントを一覧表示します。

形式

パラメータ

日時の表示形式

after オプションおよび before オプションには、次の日時の表示形式を使用します。

[CC]YY[-MM[-DD[Thh[:mm[:ss[Z]]]]]]

show notification

すべての通知規則を一覧表示するか、特定の通知規則の詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

show os

N1 System Manager から使用可能なすべての OS ディストリビューションを一覧表示するか、特定の OS ディストリビューションの詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

show osprofile

使用可能なすべての OS プロファイルを一覧表示するか、特定の OS プロファイルの詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

show privilege

使用可能なすべての権限を一覧表示するか、特定の権限の詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

show role

このコマンドは、すべての使用可能なロールまたは特定のロールの権限を一覧表示します。

形式

パラメータ

show server

使用できるすべてのプロビジョニング可能なサーバーかフィルタで選別したプロビジョニング可能なサーバー、または特定のサーバーの詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

show session

セッションでのユーザーの現在のロールを一覧表示します。

形式

show update

すべての OS アップデートを一覧表示するか、特定の OS アップデートの詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

show user

使用可能なすべてのユーザーを一覧表示するか、特定のユーザーの詳細情報を一覧表示します。

形式

パラメータ

start

オブジェクトを有効にするか、コマンドを発行します。たとえばプロビジョニング可能なサーバーの電源を入れて起動したり、通知規則を有効にしたりできます。

機能説明

start コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。groupnotificationserver

help start object コマンドで詳細情報を得ることができます。

start group

プロビジョニング可能なサーバーグループの電源を入れて起動するか、サーバーグループでリモートコマンドを発行します。開始した関連付けられたジョブからリモートコマンドの出力を表示することができます。

形式

パラメータ

start notification

通知規則を有効にする、またはテストします。

形式

パラメータ

start server

プロビジョニング可能なサーバーの電源を入れて起動するか、プロビジョニング可能なサーバーでリモートコマンドを遠隔から発行します。開始した関連付けられたジョブからリモートコマンドの出力を表示することができます。

形式

パラメータ

stop

オブジェクトを無効にします。たとえばプロビジョニング可能なサーバーを停止して電源をオフにしたり、ジョブを取り消したりできます。

機能説明

stop コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。groupjobnotificationserver

help stop object コマンドで詳細情報を得ることができます。

stop group

プロビジョニング可能なサーバーグループを停止して電源をオフにします。

形式

パラメータ

stop job

ジョブの実行を停止します。停止されたジョブは、aborted 状態になります。

形式

パラメータ

stop notification

通知規則を無効にします。

形式

パラメータ

stop server

プロビジョニング可能なサーバーを停止して電源をオフにします。

形式

パラメータ

unload

プロビジョニング可能なサーバーまたはサーバーグループからソフトウェアをアンインストールします。

機能説明

unload コマンドは、次のオブジェクトに使用することができます。 group および server

help unload object コマンドで詳細情報を得ることができます

unload group

プロビジョニング可能なサーバーグループから OS アップデートをアンインストールします。

形式

パラメータ

unload server

プロビジョニング可能なサーバーから OS アップデートをアンインストールします。

形式

パラメータ