この付録では、大半のモデム構成とヌルモデム構成で使用できるケーブルのピンアウトを紹介します。特殊なモデムを接続するのに必要な特殊ケーブルの詳細については、そのマニュアルを参照してください。
標準 EIA-232-E シリアルポートを同期モデムに接続するには、図 B-1 のケーブルを使用します。
標準 EIA-232-E シリアルポートを非同期モデムに接続するには、図 B-2 のケーブルを使用します。
図 B-3 と 図 B-4 は、SPARCstation IPC または IPX の 8 ピンシリアルポートを EIA-232-E シリアルポートに変換するケーブルのピンアウトを示します。
2 個のホスト間を直接非同期接続するには、図 B-5 のケーブルを使用します。
2 つのホストがともにクロック信号を提供するときに、両者を直接同期接続するには、図 B-6 のケーブルを使用します。
一方のホストだけがクロック信号を提供するときに、2 つのホストを直接同期接続するには、図 B-7 のケーブルを使用します。
Sbus (HSI/S) の高速シリアルインタフェースには、37 方向 EIA-449 ポートがあります。この種類のポートは、速度と距離を高めるため平衡伝送を使用しています。したがって、各信号につき 2 個のピンがあります。
接続の両端がクロック信号を提供する場合は、図 B-8 のようにピン 17、35 (端末タイミング) とピン 8、26 (受信タイミング) が交差します。
接続のいずれかの終端がクロック信号を提供する場合は、図 B-9 のように一方のピン 17、35 (端末タイミング) が両側のピン 8、26 (受信タイミング) に接続されます。
標準 X.21 インタフェースと EIA-449 インタフェースとの変換を行うには、図 B-10 のケーブルを使用します。