Solaris 2.6 が動作するシステムで Solaris Resource Manager の文書を使用する場合は、製品の CD に含まれる AnswerBook2 バージョン 1.4 文書サーバーをインストールする必要があります。この バージョン 1.4 をインストールすることによって、「Solaris Resource Manager 1.3 Collection」に含まれる SGML 形式の文書を表示できるようになります。また、以前にインストールしたすべての AnswerBook コレクションも、引き続き表示できます。新しい文書サーバーは、Solaris 2.6 および Solaris 7 両方の文書セットに対応しています。
Solaris 7 - 5/99 リリースを実行している場合、オペレーティング環境には AnswerBook2 v1.4 Documentation Server が含まれています。新しいバージョンの改良点とバグの修正を反映させるには、Solaris Resource Manager CD から AnswerBook2 v1.4 Documentation Server をインストールしてください。
現在、AnswerBook2 文書サーバーがシステムにインストールされている場合は、製品 CD に含まれるバージョンをインストールする前に、その AnswerBook 文書サーバーを削除しなければなりません。既存の AnswerBook2 文書サーバーのアップグレードを参照してください。
文書サーバーをインストールしたら、 SolarisResourceManager_1.2/Solaris_2.6+/common/Docs/locale/C ディレクトリ内の AB2Server.HTML ファイルとオンラインヘルプを参照してください。AnswerBook2 文書サーバーの設定と文書の表示に関する情報が含まれています。
Solaris 2.6 システムに AnswerBook2 文書サーバーをインストールした場合は、以下の変更が適用されます。
/var のアクセス権が 0775 から 0755 に変更されます。
次の 3 つのディレクトリに対する属性が 0775 root other から 0755 bin bin に変更されます。
/usr/share/lib/sgml
/usr/share/lib/sgml/locale
/usr/share/lib/sgml/locale/C
通常、これらの変更によってシステムに問題が発生することはありません。問題がある場合は、ユーザーはアクセス権を元の設定に戻すことができます。