中央のシステム管理者(または、スーパーユーザー)は、ユーザーの l ノードを作成、削除することができます。この管理者は自身も含め、どのユーザーの制限値、使用量、フラグでも変更できます。また、l ノードの管理特権を設定することもできます。たとえば、ユーザーごとに管理特権を選択して割り当てることもできます
副管理者は、flag.uselimadm フラグを設定することにより、これらの特権を与えられます。副管理者は root ユーザーとして任意の limadm コマンドを実行でき、スーパーユーザーを補助する管理者とみなすことができます。
flag.admin フラグを設定することにより階層的管理特権を与えられるユーザーを、グループ管理者と呼びます。グループ管理者は、ユーザーがグループヘッダーであるサブツリー内のユーザーの l ノードを変更したり、グループの資源割り当てとスケジューリングポリシーを管理したりすることができます。グループ管理者は自身の制限やフラグを変更できません。また、グループ内のフラグや使用量を変更することによって自身のフラグや制限を変更することもできません。