Sun Update Connection System 1.0.8 管理ガイド

Update Manager GUI にアクセスする


注意 – 注意 –

システム動作が不安定になる可能性があるため、Update Manager アプリケーションで、GUI とコマンド行によるアップデート処理を同時に実行することはできません

Update Manager の進捗状況ダイアログから実行できる操作は、取り消しのみです。いったん開始した smpatch update の操作は、中断しないでください。必ず、この操作が完了するまで待ってから、次の操作を開始してください。


ProcedureUpdate Manager アプリケーションへのアクセス方法 (GUI)

Update Manager GUI は、GNOME デスクトップ、Sun Java Desktop System、CDE Application Manager、またはコマンド行から開始できます。

アプリケーションを初めて起動すると、Update Manager 登録ウィザードが表示されます。アップデートの管理に Update Manager を使用するには、このウィザードを使用して Solaris 10 システムを登録します。

  1. Update Manager アプリケーションを開始します。

    • GNOME ユーザーの場合、次のいずれかの方法で Update Manager アプリケーションを起動します。

      • GNOME パネルの通知領域で、Update Manager の通知アイコンをクリックします。

        このアイコンは、疑問符の付いた青いアイコンです。このアイコンは、システムが登録されていないことを示しています。

        この方法では、ソフトウェアをインストールしてもすぐには起動しません。GNOME デスクトップからログアウトして、ログインし直す必要があります。

      • Sun Java Desktop System の「起動」メニューから「アプリケーション」を選択します。

        「アプリケーション」メニューから「ユーティリティー」を選択します。次に、「ユーティリティー」メニューから「Update Manager」を選択します。

      • シェルプロンプトで、/usr/bin/updatemanagerコマンドを実行します。

    • CDE ユーザーの場合、次のいずれかの方法で Update Manager アプリケーションを起動します。

      • 「アプリケーションマネージャー」ウィンドウで、Update Manager アイコンをダブルクリックします。

      • シェルプロンプトで、/usr/bin/updatemanagerコマンドを実行します。

        「認証が必要です」ダイアログボックスが表示されます。

  2. 権限を持つユーザーのユーザー名を指定して「OK」をクリックします。

    デフォルトで、ユーザー名は root です。

    Update Manager アプリケーションを終了するには、「キャンセル」をクリックします。

    「認証が必要です」ダイアログボックスが表示されます。

  3. 権限を持つユーザーのパスワードを指定して「OK」をクリックします。

    Update Manager アプリケーションを終了するには「キャンセル」をクリックします。


    注 –

    Sun Update Connection System への登録が正しく完了したあと、GNOME デスクトップに root ユーザーとしてログインすると、Sun Update Connection System Update Manager アプリケーション (GUI) が自動的に開始されます。基本登録サービスが無効になっている場合や、ユーザーが Sun Update Connection System に登録されていない場合は、root ユーザー以外のユーザーがログインしても Update Manager は自動的に起動されません。Update Manager を起動すると、アップデートのためのシステム分析が自動的に開始されます。