名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | エラー | 属性 | ファイル | 関連項目
remove_allocatable は、割り当て可能デバイスおよび一部の割り当て不可能デバイス用のデータベースエントリを削除します。また、割り当て可能デバイスへのアクセスを制御する allocate(1M) コマンドが使用する補助ファイルを削除します。具体的には、remove_allocatable は device_allocate(4) および device_maps(4) データベースからエントリを削除し、指定されたデバイス用の補助ファイルを /etc/security/dev から削除します。
該当する既存エントリを強制的に削除します。指定したデバイス名を持つエントリが 存在していないときに、このオプションを指定しないと、remove_allocatable はエラー終了します。
name が示すデバイスのエントリを device_allocate および device_maps から削除します。さらに、その名前を持つ補助ファイルを /etc/security/dev から削除します。
正常終了時には remove_allocatable は 0 (true) の終了ステータスコードを返します。エラーが起こると、0 以外のコードを返します。それぞれの意味は次のとおりです。
呼び出し時の構文エラー
原因不明のシステムエラー
name が示すデバイスが見つからなかった。このエラーは -f オプションが省略されたときのみ発生。
アクセスが拒否された。ユーザーは、データベースに対する DAC または MAC アクセス権を持っていない。
次の属性の説明については、attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ | 属性値 |
---|---|
使用条件 | SUNWtsu |
デバイスの必須アクセス制御ファイル
デバイス名とタイプに関連付けられた物理デバイスのリスト