Trusted Solaris 開発ガイド

データ型、ヘッダーファイル、ライブラリ

この章で説明しているプログラミングインタフェースを使用するには、次のヘッダーファイルが必要です。

#include <tsol/label.h>

この章の例は、次のライブラリを使用してコンパイルしています。

-ltsol

プロセス認可上限

インタフェースは、bclear_t 型の変数で、バイナリのプロセス認可上限をパラメータとして受け取り、返します。

バイナリレベル

レベルとは、機密ラベル、認可上限のいずれかの格付けとコンパートメントセットのことです。インタフェースでは、バイナリのレベルが blevel_t 型の構造で、パラメータとして受け取り、返します。

型の互換性

bclear_t 型または bslabel_t 型の変数は、blevel_t 型のパラメータを受け取れる関数に渡すことができます。