Trusted Solaris オペレーティング環境におけるウィンドウの動作は、以下のファイルの設定によって変更できます。
/usr/dt/bin/Xsession
このスクリプトで、セッションとウィンドウマネージャが起動します。このスクリプトではフォントパスおよび他のセッション全体のデフォルト値を設定します。
/usr/dt/bin/Xtsolusersession
このスクリプトで、ワークスペース内のアプリケーションを起動するコンテキストを生成します。たとえば、このスクリプトには、pfsh 以外のログインシェルを使用するユーザー用に、$HOME/.dtprofile を source する行が含まれます (デフォルトでは、.dtprofile は、ログインシェルが pfsh であるアカウントの場合は source されない)。サイトのセキュリティ管理者は、スクリプトに修正を加えることで、これを変更できます。
/usr/openwin/server/tsol/config.privs
このファイルを使って、指定された特権のためのセキュリティチェックを外すことができます。このファイルに含まれる特権には、セキュリティチェックが実行されません。たとえば、このファイルに win_fontpath を挿入すると、フォント読み込み制限が緩和されます。
/usr/openwin/server/tsol/property.atoms
/usr/openwin/server/tsol/public.atoms
/usr/openwin/server/tsol/selection.atoms