Trusted Solaris 管理の概要

ユーザーのアイドル時間とアクションの指定

「ナビゲータ (Navigator)」ダイアログボックスの「アイドル (Idle)」ボタンをクリックすると、「アイドル (Idle)」ダイアログボックスが表示されます (次の図を参照)。「アイドル (Idle)」ダイアログボックスでは、設定した時間内にユーザーがワークステーションで何の操作も行わなかった場合の処置を指定します。

図 4-14 ユーザーマネージャの「アイドル (Idle)」ダイアログボックスと「アイドル時間 (Idle Time)」メニュー

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「アイドル (Idle)」ダイアログボックスの「アイドル時間 (Idle Time)」メニューからは、ユーザーが無操作のままワークステーションを放置した場合に、画面ロックまたはログアウトアクションが実行されるまでの時間を、1、2、3、4、5、10、15、30、60、120 分の中から指定できます。「制限なし (Forever)」を選択すると、事実上この機能は無効になり、セッションを無期限に続けることができます。

「アイドルアクション (Idle Action)」フィールドには、次の 2 つのオプションがあります。


注意 - 注意 -

ログアウトを強制すると、ユーザーのセッションで実行されていたプロセスが強制的に中断されるため、異常終了する場合があります。