Trusted Solaris 管理の手順

お読みになる前に

    Solaris 7TM 管理、CDE、SolsticeTM、NIS+ に精通していること

このマニュアルでは、Trusted Solaris 管理に特有の操作手順について説明します。Trusted Solaris は Solaris 7 環境をベースとしているため、管理者は、あらかじめ Solaris 7 環境での作業および管理方法に精通していることが必要です。さらに、ウィンドウシステムである共通デスクトップ環境 (Common Desktop Environment、CDE)、SolsticeTM AdminSuiteTM システム管理ツール、NIS+ に精通していることも必要です。


注 -

Trusted Solaris に同梱されている上記の製品の AnswerBook は、Trusted Solaris 7 AnswerBook CD-ROM にあります。これは Trusted Solaris 7 製品 CD と一緒に出荷されます。


    Trusted Solaris ユーザーズガイド』に説明されている基本概念やシステムを利用するための操作手順を理解していること

管理者は、Trusted Solaris 環境で、一般ユーザーとして作業する方法に精通していなければなりません。

    マニュアル『Trusted Solaris 管理の概要』に説明されている管理の概念を理解していること

    自サイトにおいて、管理作業が複数の役割にどのように分担されるかを理解していること

    デフォルトの設定状態で、どの作業にどの役割が割り当てられているかを各手順で確認します。付録 A 「プロファイル概要テーブル」 には、個々のデフォルトの役割に関連付けられている責任、アクション、コマンドの一覧表があります。セキュリティ管理者には、デフォルトの管理役割の設定が変更された場合、すべての管理者に知らせなければならないという責任があります。