図 5-7 の計画ボードを使用した結果の語句と格付けの関係を表 5-3 で定義しています。3 つ目のカラムの PUBLIC とINTERNAL_USE_ONLY の定義から、この 2 つの格付けは、どのコンパートメントとも一緒にはラベルに表示されません。一方、 NEED_TO_KNOW は、任意のまたはすべてのコンパートメントとともにラベルに表示させることができます。
表 5-3 コンパートメントとユーザー認可範囲を組み合わせた計画表
格付け |
コンパートメント名/sname/ビット |
組み合わせの制約 |
---|---|---|
PUBLIC |
|
PUBLIC のみが有効な組み合わせ |
INTERNAL_USE_ONLY |
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INTERNAL_USE_ONLY のみが有効な組み合わせ |
NEED_TO_KNOW |
SYSTEM ADMINISTRATION/ SYSADM/ 19 |
NEED_TO_KNOW すべての組み合わせが有効 |
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MANUFACTURING/ MANU/ 18 |
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ENGINEERING/ ENG/ 17 20 |
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HUMAN RESOURCES/ HR/ 16 |
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MARKETING/ MKTG/ 15 20 |
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LEGAL/ LEGAL/ 14 |
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FINANCE/ FINANCE/ 13 |
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SALES/ SALES/ 12 |
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EXECUTIVE MANAGEMENT GROUP/ EMG/ 11 |
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ALL_DEPARTMENTS/ ALL/ 11-20 |
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REGISTERED |
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REGISTERED のみが有効な組み合わせ |
セキュリティ管理者は、表 5-4 を使用してコンパートメントとマーキングに使用されたビットを追跡します。
表 5-4 コンパートメントの追跡テーブル
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13 |
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15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
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