Trusted Solaris 7 のインストールと構成 (Sun Enterprise 10000 版)

初期設定ファイルの編集

ssp_restore コマンドを実行すると、次のファイルがコピーされ、._upgrade 接尾辞付きで保存されます。これらのファイルに変更を加えている場合は、インストール手順を完了した時点でファイルの新しいバージョンに変更を組み込むことができます。

/var/opt/SUNWssp/etc にあるデフォルトの blacklist(4) ファイルは、ssp_backup によってバックアップされ、ssp_restore によって復元されます。ただし、この blacklist ファイルの位置を変更する .postrc ファイルを作成している場合には、再配置した blacklist ファイルは ssp_backup によってバックアップされません。

ssp_restore の実行によってコピーおよび保存されるファイルは、次のとおりです。

/etc/opt/SUNWssp/snmp/agt ディレクトリにある Ultra-Enterprise-10000.snmpd.cnf ファイルに変更を加えている場合は、復元後のシステムにインストールされる同名のファイルに同じ変更を組み込む必要があります。


注 -

ファイルが存在しない場合は、コピーは作成されません。