N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition Control Center 管理ガイド

手動でのファームの起動

好みによって、ファームを手動で起動することもできます。この場合は、Control Center の「Administration」画面ではなく、コマンド行インタフェースを使用します。 ファームを手動で起動する場合は、まず、ファームを起動するターゲットの I-Fabric 内に使用可能な適切なリソースがあるかを検証します。 device -LF コマンドで、空きデバイスを一覧表示できます。 さらに、device -lr <deviceID> コマンドで、デバイスの構成を行なった役割を確認できます。

N1 Provisioning Server ソフトウェアは、ファームのインスタンス化に必要なハードウェアリソースとソフトウェアコンポーネントを特定します。 まず、システムにより、リソースプールからすべてのハードウェアリソースが割り当てられます。 デバイスごとに、ファーム設計に指定されたとおりに物理デバイスの構成が行われます。 要求されたイメージのコピーを開始し、Control Center の構成内容に従ってサーバーの構成を行うのもシステムです。


注 –

リソースプールは、単一のデバイスプールです。 作成したファームは、このプール内の使用可能なデバイスを使用します。