N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition Control Center 管理ガイド

Procedureファーム起動コマンドを使ってファームを起動する

手順
  1. SP 上のファームを起動するには、farm -a farm_ID コマンドを入力します。


    注 –

    この要求に高優先度のコードを追加する場合、またはERROR 状態のファーム宛てに要求を発行する場合は、-f オプションを指定して、高優先度の要求を作成します。 ERROR 状態の詳細については、第 6 章「問題の対処法 」を参照してください。


  2. Solaris オペレーティングシステム上で実行されるソフトウェアのために、/var/adm/messages ファイル内のエラーメッセージをチェックします。 /etc/opt/terraspring/tspr.properties ファイル内のデバッグオプションがオンになっている場合は、/var/adm/tspr.debug ファイル内のすべてのエラーメッセージをチェックします。 メッセージを表示するには、tail -f /var/adm/tspr.debug コマンドを実行します。また、farm -l コマンドの出力のエラー列を監視します。 さらに、request -lf farm_ID コマンドを使ってファームの要求待ち行列を監視し、待ち行列のステータスをチェックします。


    注 –

    tspr.debug は、複数のファーム上で同時に処理が行われた場合、メッセージをインタリーブします。


  3. ファームのステータスが ACTIVE に変わったら、lr -lv farm_ID コマンドを使ってファームのリソースを表示します。

    ファーム構成には、ファームのサーバーの IP アドレスとサブネット構成も含まれます。 この情報は、割り当て処理が完了するとすぐに有効になります。 ファームが ACTIVE 状態になるのを待つ必要はありません。


    注 –

    Farm Manager は、ファーム起動処理とファーム関連のすべての更新のログファイルを保持します。 メッセージは /var/adm/messages ファイルに記録されます。 ファームのアクティビティをリアルタイムで追跡する場合は、ファームの所有者の SP 上で tail -f /var/adm/tspr.debug コマンドを実行して、デバッグログファイルを表示します。