この節では、ファームの配信時にユーザーと交換する必要がある情報の種類について説明します。
ユーザーは、ファームの IP アドレスを知っている必要があります。 ユーザーは、各デバイスの IP アドレスを Control Center で確認できます。 ユーザーデバイスに割り当てられたすべての IP アドレスを表示するレポートを生成することもできます。 データの検索には、lr -lv farm_ID コマンドを使用します。
外部の公開サブネットワークの場合、ブロードキャスト前のネットワーク内のアドレスが、 HSRP アドレス (デフォルトのゲートウェイ) になります。 以前の 2 つのアドレスは、エッジルーターインタフェースになります。 最も単純なレポート書式は、図 4–4 のようなスプレッドシート形式です。
ユーザーは、ファームデバイスのデフォルトのパスワードと自身が割り当てたパスワードを知っている必要があります。
ユーザーがネットワークデバイスパスワード (ロードバランサ) を変更するときは、必ず管理者に通知する。 ネットワークデバイスパスワードの変更後、管理者への通知を怠ると、Control Center がネットワークデバイスからロックアウトされる。 さらに、監視機能も停止する
ユーザーは、どのオペレーティングシステムを使用している場合でも、サーバー上のデバイスパスワードを最初に割り当てられたあとただちに変更する必要がある。 Control Center は引き続きサーバーにアクセスする。 ユーザーが監視エージェントを無効にしないかぎり、監視機能も引き続き実行される