Control Center の作業中に発生する主な問題は、 Control Center と CPDB 間の接続がダウンしている、または Control Center データベースでパラメータの構成が間違っているなど、CPDB の接続に関連する問題です。
発生している問題がこれら 2 つの問題のどちらであるかを判別するには、次の手順に従います。
ブラウザを使用して Control Center に管理者としてログインします。
「configuration tools」のセクションで「I-Fabrics」を選択して、I-Fabric のリストを表示します。
「I-Fabrics List」で、接続を確認する必要がある I-Fabric を選択します。
「Improper Configuration of these Properties may disrupt System Operation. Proceed with Caution.」 というダイアログが表示されたら 「OK 」をクリックします。
「Property Name Property Value」ダイアログで、(主フィールドで定義されている) データベースサーバーの IP アドレスとそのポートをメモします。
IP アドレスが表示されていない場合は、Control Center が動作する URL の hostname に telnet します。
次の telnet コマンドを実行します (手順 4 で取得した IP アドレスとポートは、それぞれ 10.0.0.18 と 1521 であると仮定されています)。
telnet 10.0.0.18 1521
Trying 10.0.0.18...
次のような応答が表示された場合:
Connected to cpdb
Escape character is "^]"
接続は正常です。 Ctrl + C キーを押して telnet セッションを取り消します。
次のような応答が表示された場合:
telnet: Unable to connect to remote host: Connection refused
IP は正常ですが、CPDB データベースサーバーは動作中ではありません (または、別のポートで動作しています)。 リスナーポートを確認する方法の詳細については、DBA に連絡するか、データベースの販売元のドキュメントを参照してください。
ping 10.0.0.18
次のような結果が表示された場合:
no answer from 10.0.0.18
Control Center とデータベースサーバーホストとの間の通信が存在しません。 このエラーの原因としては、ルーティングの問題か、ダウンしているデータベースサーバーが考えられます。
Control Center から CPDB への接続の速度が遅すぎるため、タイムアウトを引き起こす場合があります。 この状態の原因は、作業負荷が大きすぎるため速度が低下している、データベースまたはネットワークです。 接続速度が遅い場合、タイムアウトを防止するには、Control Center の「I-Fabric Properties」画面の「timeout」フィールドの値を大きくします。 デフォルトは 30 秒です。