N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド

Control Center の問題の障害追跡

Control Center の作業中に発生する主な問題は、 Control Center と CPDB 間の接続がダウンしている、または Control Center データベースでパラメータの構成が間違っているなど、CPDB の接続に関連する問題です。

発生している問題がこれら 2 つの問題のどちらであるかを判別するには、次の手順に従います。

  1. ブラウザを使用して Control Center に管理者としてログインします。

  2. 「configuration tools」のセクションで「I-Fabrics」を選択して、I-Fabric のリストを表示します。

  3. 「I-Fabrics List」で、接続を確認する必要がある I-Fabric を選択します。

  4. 「Improper Configuration of these Properties may disrupt System Operation. Proceed with Caution.」 というダイアログが表示されたら 「OK 」をクリックします。

  5. 「Property Name Property Value」ダイアログで、(主フィールドで定義されている) データベースサーバーの IP アドレスとそのポートをメモします。

  6. IP アドレスが表示されていない場合は、Control Center が動作する URL の hostnametelnet します。

  7. 次の telnet コマンドを実行します (手順 4 で取得した IP アドレスとポートは、それぞれ 10.0.0.181521 であると仮定されています)。

    telnet 10.0.0.18 1521

    Trying 10.0.0.18...

    次のような応答が表示された場合:

    Connected to cpdb

    Escape character is "^]"

接続は正常です。 Ctrl + C キーを押して telnet セッションを取り消します。

次のような応答が表示された場合:

telnet: Unable to connect to remote host: Connection refused

IP は正常ですが、CPDB データベースサーバーは動作中ではありません (または、別のポートで動作しています)。 リスナーポートを確認する方法の詳細については、DBA に連絡するか、データベースの販売元のドキュメントを参照してください。

ping 10.0.0.18

次のような結果が表示された場合:

no answer from 10.0.0.18

Control Center とデータベースサーバーホストとの間の通信が存在しません。 このエラーの原因としては、ルーティングの問題か、ダウンしているデータベースサーバーが考えられます。

CPDB への接続

Control Center から CPDB への接続の速度が遅すぎるため、タイムアウトを引き起こす場合があります。 この状態の原因は、作業負荷が大きすぎるため速度が低下している、データベースまたはネットワークです。 接続速度が遅い場合、タイムアウトを防止するには、Control Center の「I-Fabric Properties」画面の「timeout」フィールドの値を大きくします。 デフォルトは 30 秒です。

Procedureタイムアウトの間隔を大きくする

手順
  1. Control Center の「Administration」画面にログインします。

  2. 「Configuration Tools」の「I-Fabrics」を選択します。

    「I-Fabrics List」と「I-Fabrics Properties」画面が表示されます。

  3. 「Timeout」フィールドの値を大きくします。

    このプロパティがまだ存在しない場合は、「Add Property」ボタンをクリックして作成します。