N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド

付録  B コマンド行ツール

N1 Provisioning Server のコマンド行ツールは、次の 2 つのカテゴリから構成されています。

次の表に、メンテナンス用のすべてのコマンド行ツールと、簡単な説明の一覧を示します。 各コマンドのオプションとパラメータ、および各コマンドが取る値の種類の詳細については、コマンドのマニュアルページを参照してください。

表 B–1 日常メンテナンス用のコマンド行ツール

コマンド 

説明 

aps

N1 Provisioning Server アプリケーションの詳細を表示する 

bill

指定したアカウントのビリングイベントを管理する 

console

デバイスへのコンソールアクセス権を取得する 

device

コントロールプレーンデータベース (CPDB) 内のデバイスを表示および管理する 

devtype

デバイスタイプを表示および管理する 

disk

CPDB 内のディスクを表示および管理する 

diskscrub

ディスクをすべてゼロに消去する 

encrypter

クリアテキスト文字列から暗号化文字列を作成する 

farm

ファーム管理ツール 

image

N1 Provisioning Server 内のイメージを管理する 

imagecopy

イメージをディスクにコピー、およびディスクをイメージにコピーする 

lockfarm

ファームを変更できないようにするため、ファームをロックおよびロック解除する 

lr

ファームによって使用されているリソースを表示する 

mls

監視情報を表示する 

power

デバイスの電源を管理する 

replacedevice

ファーム内のデバイスを交換する 

request

N1 Provisioning Server 内内の要求を表示および管理する。 

resetpasswd

ファーム、デバイス、またはデバイスタイプでパスワードを復元する 

rsck

ファームに割り当てる必要があるリソースが使用できるかを確認する 

snapshot

イメージのスナップショットを取る 

subnet

サブネットと IP アドレスを表示および管理する 

vlan

CPDB の VLAN を管理する 

vlanconfig

デバイス用の VLAN の取得、VLAN のデバイスの表示、およびデバイス用の VLAN の設定を行う  

次の表に、管理者用のすべてのコマンド行ツールと、簡単な説明の一覧を示します。 各コマンドのオプションとパラメータ、および各コマンドが取る値の種類の詳細については、コマンドのマニュアルページを参照してください。

表 B–2 管理者用のコマンド行ツール

コマンド 

説明 

backupdb

CPDB をバックアップする。 

cecmd

N1 Provisioning Server エージェントを使用して遠隔コマンドを実行する。 

cereg

デバイスを監視対象に登録する。 

check_rel

インストールされている N1 Provisioning Server ソフトウェアのバージョンを確認し、サーバーに割り当てられたロールに対して正しいパッケージとバージョンがインストールされていることを確認する。 利用できるロールには次のものがあります。またこれらは、/opt/terraspring/etc/Roles ファイルに記載されています。

  • CC – Control Center

  • CPDB – コントロールプレーンデータベース

  • CP – コントロールプレーンサーバー

  • STMC – ストレージマネージャクライアント (サーバーブレードに対してグローバルイメージを表示し、スナップショットを管理する)

deletesfb1600

CPDB からサーバーブレードの構成を削除する。 

dhcpmod

DHCP の構成を変更する。 

discoversfb1600

サーバーブレードの構成を検出し、それを CPDB に追加する。 

dnsmod

DNS の構成を変更する。 

fmrouter

ファームに対して外部ルーターを設定するための情報を提供する。 

imageserversetup

イメージサーバーを設定する。 

imagesync

データベースでイメージを構成済みとしてマークする。 

imagewizard

イメージ管理ツールを起動する。 

mmd

監視マネージャを起動または停止する。 

newtsprdebug

構成ファイル /etc/opt/terraspring/logfile_rotation で指定されているログファイルのローテーションを行う。

pestest

空きリソースプールサーバーをテストし、それらがファームで使用可能であるかどうかを確認する。  

pesupdate

アクティブなファーム内のリソースプールサーバー上で、エージェントおよびアプリケーションパッケージの追加、更新、または削除を行う。  

restoredb

直前のバックアップから CPDB を復元する。 

segment

データセンター名を表示および設定する。 

setupimgsubnet

イメージサーバーのサブネットを設定または削除する。 

shelfsync

リソースの物理状態とデータベースを同期させる。 

sm

セグメントマネージャを起動および停止する。 

snmpd

SNMP デーモンを起動または停止する。 

switchsync

障害のあるスイッチが交換された後、このコマンドは、新しいスイッチと、障害のあるスイッチに関してデータベースに保存されていた構成情報を同期させる。  

uninstall_PS

N1 Provisioning Server ソフトウェアをアンインストールする。 

wmld

Wiring Markup Language (WML) 形式で CPDB 情報を出力する。 

wmlp

WML ファイルを処理して CPDB データを作成する。