この節では、Solaris オペレーティングシステムのバージョン 8 2/02 パッチと、GigaSwift copper ギガビット Ethernet インタフェースカードパッチをインストールするための手順を説明します。
Solaris オペレーティングシステム (バージョン 8 2/02) は、N1 Provisioning Server ソフトウェアをインストールする前に、コントロールプレーンサーバーにインストールする必要があります。 イメージサーバーソフトウェアを別のマシンにインストールしている場合は、N1 Provisioning Server ソフトウェアをインストールする前に、Solaris バージョン 8 2/02 をイメージサーバーマシンにもインストールする必要があります。
Solaris オペレーティングシステム (バージョン 8 2/02) については、最新の推奨パッチクラスタをインストールする必要があります。 パッチクラスタは次の場所にあります。 http://sunsolve.sun.com.
コントロールプレーンサーバーに root でログオンします。
Web ブラウザを開いて、SunSolve Web サイトの http://sunsolve.sun.com にアクセスします。
最新の推奨 Solaris バージョン 8 2/02 パッチクラスタをダウンロードします。
パッチクラスタ zip ファイルをダウンロードしたディレクトリに変更して、そのファイルを解凍します。
以下に例を示します。
# cd /var/tmp/#unzip /var/tmp/8_Recommended.zip |
zip ファイルから解凍したインストールスクリプトを使用して、パッチクラスタをインストールします。
以下に例を示します。
#/var/tmp/8_Recommended/install_cluster |
この手順は、完了までに最大 2 時間かかることがあります。
GigaSwift copper ギガビット Ethernet インタフェースカード (Part No. X1150A) を N1 Provisioning Server 環境内で使用できるようになりました。 コントロールプレーンサーバーまたはファーム管理用のイメージサーバー (別のイメージサーバーがある場合) で、このネットワークインタフェースカード (NIC) を VLAN 対応ギガビット Ethernet アダプタとして使用できます。
N1 Provisioning Server ソフトウェアの初期インストール時に、インタフェースカードが検出され、N1 Provisioning Server インストーラユーティリティによって構成されます。 ただし、インストールを行う前に、パッチ ID 112119-04 for Solaris 8 をダウンロードしてインストールする必要があります。
コントロールプレーンサーバーに root (su - root) でログオンします。
Web ブラウザを開いて、SunSolve Web サイトの http://sunsolve.sun.com にアクセスします。
パッチ 112119-04 をダウンロードします。
「パッチ・サポート・ポータル」をクリックします。
パッチサポートポータル画面が表示されます。
「パッチ検索」ボックスにパッチ ID 112119-04 を入力して、「検索」をクリックします。
ダウンロードパッチ画面が表示されます。
パッチは、HTTP または FTP のいずれかを使用して ZIP 形式でダウンロードできます。
パッチのダウンロードに HTTP または FTP を選択して、「Go」を選択します。 「Save」ダイアログボックスが表示されます。
パッチ zip ファイルをダウンロードするディレクトリを選択します。
パッチ zip ファイルをダウンロードしたディレクトリ名をメモしておきます。
パッチ zip ファイルをダウンロードしたディレクトリに変更して、そのファイルを解凍します。
以下に例を示します。
# cd /var/tmp/ #unzip /var/tmp/112119-04.zip |
パッチをインストールします。
ダウンロードしたそれぞれのパッチに対して、patchadd patch-id を入力します。patch-id は、ダウンロードしたパッチの ID です。
以下に例を示します。
#patchadd 112119-04 |