N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition インストールガイド

コントロールプレーンサーバーおよびスイッチへのシャーシの接続

この節では、コントロールプレーンサーバー、ブレードシステムシャーシ、Control Center 管理 PC、およびサポートされる各構成用のスイッチを接続するための手順について説明します。

単一 SSC を装備する単一シャーシの接続

この節では、単一シャーシの単一 SSC I-Fabric のトポロジを示します。また、 I-Fabric コンポーネントを接続するための手順についても説明します。


注意 – 注意 –

単一シャーシの単一 SCC 構成の場合、SSC はシャーシスロット SSC0 に取り付ける必要があります。 Provisioning Server ソフトウェアは、SSC が SSC1に取り付けられていると、サーバーブレードの構成とプロビジョニングを行えません。


図 3–3 単一 SSC を装備し外部スイッチを持たない単一シャーシ

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Procedure単一 SSC を装備する単一シャーシをコントロールプレーンサーバーに接続する

手順
  1. SSC0NETMGT ポートを、100 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンサーバーの eri0 ポートに接続します。

  2. SSC0NETP0 ポートを、1000 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンサーバーの ce0/skge0 ポートに接続します。

  3. SSC0NETP7 ポートを、100 base T copper Ethernet ケーブルで外部ネットワークに接続します。 ファームは、NETP7 接続経由でアクセスされます。

  4. コントロールプレーンサーバーの eri1 ポートを、100 base T copper Ethernet ケーブルで内部ネットワークスイッチに接続します。

  5. Control Center 管理 PC NIC ポートを内部ネットワークスイッチに接続します。

    ケーブルの種類は、PC NIC の容量とネットワークスイッチポートにより異なります。

  6. イメージサーバーを別のマシンにインストールすることを選んだ場合、イメージサーバーポートを次のように接続してください。

    1. SSC0NETP1 ポートをイメージサーバーマシンの NIC ポートに接続します。

      イメージサーバーに取り付けられているインタフェースカードの種類に対応するケーブルを使用します。 10/100 base T NIC 用の 100 base T copper およびギガバイト対応 NIC 用の 1000 base T copper を使用します。


      注 –

      N1 イメージサーバーを別のマシンにインストールすることを選んだ場合は、Sun GigaSwift NIC または SysKonnect NIC などのギガバイト対応カードをイメージサーバーマシンに取り付けてください。


    2. 別のイメージサーバーマシンがある場合、イメージサーバーの eri0 ポートを 100 base T copper Ethernet ケーブルで内部ネットワークスイッチに接続します。

2 つの SSC を装備する単一シャーシの接続

この節では、単一シャーシのデュアル SSC I-Fabric のトポロジを示します。また、 I-Fabric コンポーネントを接続するための手順についても説明します。


注 –

セキュリティについては、個別のコントロールプレーンスイッチとデータプレーンスイッチをインストールします。 どのシャーシも 2 つの SSC を装備しているため、コントロールプレーンとデータプレーンに単一スイッチを使用することは、インストールでサポートされていません。


図 3–4 2 つのSSC を装備する単一シャーシと個別のコントロールプレーンスイッチとデータプレーンスイッチ

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Procedureデュアル SSC を装備する単一シャーシをコントロールプレーンサーバーとスイッチに接続する

手順
  1. SSC0 およびSSC1NETMGT ポートを、100 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンサーバーの eri0 ポートに接続します。

  2. SSC0 およびSSC1NETP0 ポートを、1000 base T copper Ethernet ケーブルでデータプレーンスイッチのギガビットポートに接続します。

  3. コントロールプレーンサーバーの ce0/skge0 ポートを1000 base T copper Ethernet ケーブルでデータプレーンスイッチのギガビットポートに接続します。

  4. コントロールプレーンサーバーの eri0 ポートを100 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンスイッチ上の 100 base T ポートに接続します。

  5. コントロールプレーンサーバーの eri1 ポートを、100 base T copper Ethernet ケーブルで内部ネットワークスイッチに接続します。

  6. Control Center 管理 PC NIC ポートを内部ネットワークスイッチに接続します。

    ケーブルの種類は、PC NIC の容量とネットワークスイッチポートにより異なります。

  7. データプレーンスイッチを 1000 base T copper Ethernet ケーブルで外部ネットワークに接続します。 ファームはこの接続経由でアクセスされます。

  8. イメージサーバーを別のマシンにインストールすることを選んだ場合、イメージサーバーポートを次のように接続してください。

    1. イメージサーバーの eri0 ポートを100 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンスイッチ上のの 100 base T ポートに接続します。

    2. イメージサーバーの eri1 ポートを 100 base T copper Ethernet ケーブルで内部ネットワークスイッチに接続します。

    3. イメージサーバーの NIC ポートをデータプレーンスイッチと同じビット伝送速度能力でポートに接続します。

      イメージサーバーおよびコントロールプレーンスイッチに取り付けられているインタフェースカードの種類に対応するケーブルを使用します。 10/100 base T NIC 用の 100 base T copper およびギガバイト対応 NIC 用の 1000 base T copper を使用します。


      注 –

      N1 イメージサーバーを別のマシンにインストールすることを選んだ場合は、Sun GigaSwift NIC または SysKonnect NIC などのギガバイト対応カードをイメージサーバーマシンに取り付けてください。


2 つ以上のシャーシの接続

この節では、2 つ以上のシャーシの I-Fabric のトポロジを図示します。また、 I-Fabric コンポーネントを接続するための手順についても説明します。

図 3–5 個別のコントロールプレーンスイッチとデータプレーンスイッチを装備する 2 つ以上のシャーシ

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Procedure2 つ以上のシャーシをコントロールプレーンサーバーとスイッチに接続する

手順
  1. 各シャーシで、次の手順を実行します。

    1. SSC0NETMGT ポートを、100 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンスイッチに接続します。

    2. SSC0NETP0 ポートを、1000 base T copper Ethernet ケーブルでデータプレーンスイッチのギガビットポートに接続します。

    3. SSC1 が存在する場合は、SSC1NETMGT ポートを 100 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンスイッチに接続します。

    4. SSC1 が存在する場合は、SSC1NETP0 ポートを 1000 base T copper Ethernet ケーブルでデータプレーンスイッチのギガビットポートに接続します。

  2. コントロールプレーンサーバーの ce0/skge0 ポートを1000 base T copper Ethernet ケーブルでデータプレーンスイッチのギガビットポートに接続します。

  3. コントロールプレーンサーバーの eri0 ポートを100 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンスイッチ上のの 100 base T ポートに接続します。

  4. コントロールプレーンサーバーの eri1 ポートを、100 base T copper Ethernet ケーブルで内部ネットワークスイッチに接続します。

  5. Control Center 管理 PC NIC ポートを内部ネットワークスイッチに接続します。

    ケーブルの種類は、PC NIC の容量とネットワークスイッチポートにより異なります。

  6. データプレーンスイッチを 1000 base T copper Ethernet ケーブルで外部ネットワークに接続します。 ファームはこの接続経由でアクセスされます。

  7. イメージサーバーを別のマシンにインストールすることを選んだ場合、イメージサーバーポートを次のように接続してください。

    1. イメージサーバーの eri0 ポートを100 base T copper Ethernet ケーブルでコントロールプレーンスイッチ上の 100 base T ポートに接続します。

    2. イメージサーバーの eri1 ポートを 100 base T copper Ethernet ケーブルで内部ネットワークスイッチに接続します。

    3. イメージサーバーの NIC ポートをデータプレーンスイッチと同じビット伝送速度能力でポートに接続します。

      イメージサーバーおよびコントロールプレーンスイッチに取り付けられているインタフェースカードの種類に対応するケーブルを使用します。 10/100 base T NIC 用の 100 base T copper およびギガバイト対応 NIC 用の 1000 base T copper を使用します。


      注 –

      N1 イメージサーバーを別のマシンにインストールすることを選んだ場合は、Sun GigaSwift NIC または SysKonnect NIC などのギガバイト対応カードをイメージサーバーマシンに取り付けてください。


ターミナルサーバーの接続

ターミナルサーバーのコントロールプレーンへの接続は任意です。 ターミナルサーバーは通常、入力電源、1 つの Ethernet ポート、32 個のシリアルポート (出力) を持ちます。以下の図を参照してください。

図 3–6 ターミナルサーバー接続

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シリアル接続では、特定のデバイスへの帯域外アクセスが可能です。 シリアル接続を持つデバイスは、s0、s1、などのラベルが付いたポートを持ちます。 ターミナルサーバーは、1、 2、 3 などのラベルが付いたポートを持ちます。


注 –

インストールプロセス中に自動的に検出されるのは、コントロールプレーンサーバー、イメージサーバー、シャーシ SSC スイッチコントローラ、およびシステムコントローラのみです。 ターミナルサーバーなど、ほかのデバイスはデータベースに追加されません。


ターミナルサーバーの接続ガイドラインは以下のとおりです。