コントロールプレーンは、I-Fabric のインテリジェンス、管理、および制御を提供します。 I-Fabric を有効にするインテリジェンスを提供する N1 Provisioning Server ソフトウェアは、コントロールプレーン内に存在します。 コントロールプレーンは、すべての N1 Provisioning Server ソフトウェアとハードウェア、サードパーティのソフトウェアとハードウェア、および N1 Provisioning Server データベースで構成されます。 コントロールプレーンは、リソースプールやファブリック層を含みません。 希望する場合は、オプションのターミナルサーバーをコントロールプレーンに接続することで、すべてのデバイスのコンソールポートへのアクセスを提供することもできます。
コントロールプレーンは、専用の仮想ローカルエリアネットワーク (VLAN) に存在するため、許可されていないサーバーや任意の外部ネットワークトラフィックからのアクセスが防止され安全に区切られています。 N1 Provisioning Server ソフトウェアは、Ethernet またはシリアル接続経由の安全な帯域外接続を通じて I-Fabric 内のデバイスを管理します。
コントロールプレーンソフトウェアは、Ethernet スイッチ接続の構成や、I-Fabric コンポーネントへの VLAN 割り当てを自動化します。 VLAN の管理を自動化することで、Control Center で設計した任意のネットワークトポロジのリソースプールにデバイスを追加したり、リソースプールからデバイスを削除する操作を安全に行うことができます。 また、1 つ以上の VLAN を割り当てることで、ファームの安全性がさらに強化されます。 1 つのファームに割り当てられた VLAN を別のファームが使用することはできません。
N1 Provisioning Server VLAN の割り当ては、次のとおりです。
VLAN 1 – 予約済み
VLAN 2 – 予約済み
VLAN 3 – 予約済み
VLAN 4 – ファームに配分されていない I-Fabric デバイスに割り当てる
VLAN 5 – 予約済み
VLAN 6 – 予約済み
VLAN 7 – 予約済み
VLAN 8 – N1 イメージサーバーからサーバーブレードへのディスクイメージ転送に割り当てられる
VLAN 9 – コントロールプレーンのコマンドトラフィックに割り当てられる
VLAN 10 から 255 まで – ファーム配分に利用可能