Sun Management Center サーバレイヤを実行するホストシステムのハードウェアサイズ要件は、サーバレイヤによって管理されるプラットフォームエージェントの数とシステム内の管理アクティビティによって決まります。
Sun Management Center サーバレイヤと Sun Fire プラットフォームエージェント双方の稼動に対応できるのは、大規模のマルチ CPU システムの場合だけです。容量が小さいサーバレイヤホストにプラットフォームエージェントを導入すると、Sun Management Center の全体的なパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
1 日にホスト当たりで 1000 個未満のイベントに対応する適度なレベルの管理アクティビティの場合、Sun Management Center サーバレイヤホストに導入できるプラットフォームエージェントの最大数は管理対象となるエージェントの数とマシンクラスによって決まります。次の表に、一般的なシステム容量を示します。
表 C–8 サーバレイヤホスト: Sun Fire プラットフォームエージェントの容量
管理対象エージェントの数 |
プラットフォームエージェントの最大数 |
|
---|---|---|
Sun Enterprise 420R |
Sun Fire 280R |
|
100 |
6 |
7 |
300 |
5 |
7 |
500 |
4 |
6 |
750 |
利用不可 |
6 |
Sun Enterprise 420Rは、1G バイト RAM と 1G バイトスワップを使用したデュアル 450MHz UltraSPARC-II サーバレイヤホストを持つ Enterprise 420R または Ultra 60 システムを示します。
Sun Fire 280Rは、1G バイト RAM と 1G バイトスワップを使用したデュアル 750MHz UltraSPARC III サーバホストを持つ Sun Fire 280R、Sun Blade 1000、または Netra T4 システムを示します。
Sun Fire Sun Management Center インストールの手順については、『Sun Management Center 3.5 Software Supplement for Sun Fire 6800/4810/4800/3800 Systems』を参照してください。