動的リソースプールでは、設定されたシステムパフォーマンスの目標を達成できるように各リソースプールのリソース割り当てが動的に調整されます。動的リソースプールによって、システム管理者が決定する必要のある事項が減ります。調整は、システム管理者が指定したシステムパフォーマンスの目標を満たすように自動的に行われます。
動的リソースプールは、Solaris 10 システムで作成、変更、および削除できます。最小と最大の CPU 数、使用状況の目標、局所性の目標、CPU シェアなど、動的リソースプールの制約を設定したら、Container Manager のエージェントによって、リソースが使用可能かどうか、また消費の状況に合わせてプールのサイズが動的に調整されます。
リソースプールの設定は、エージェントとサービスの両方のデータベースに保存されます。