Solaris Container Manager 1.1 インストールと管理

IPQoS を使用した帯域幅制御

IP Quality-of-Service 機能によって、ネットワークユーザーに一貫したレベルのサービスを提供し、またネットワークトラフィックを管理できます。このサービスを使用すると、ネットワークの統計情報の順位付け、制御、および収集が可能です。

この機能では、Solaris ゾーンのインバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックが管理されます。ゾーンの入力/出力ネットワーク帯域幅の上限を指定します。制限を超えると、パッケージは破棄されます。IPQoS には、CPU オーバーヘッドが相当量あるので、これはオプションの機能です。

Container Manager によって、作業の使用状況データが監視および収集され、ネットワーク使用状況の履歴グラフが作成されます。