ディレクティブとは、Backup が追加のデータ処理を開始するためにセーブセットデータに適用する特殊なプログラムです。たとえば、圧縮ディレクティブによって、バックアップされるデータの量を減らすことができ、場合によってはフルバックアップの実施日にバックアップボリュームを交換する必要もなくなるかもしれません。ディレクティブは、「Clients」リソースの「Directives」属性に関連付けられている選択可能なオプションとして表示されます。
ディレクティブには、バックアッププロセスを支援し、バックアップの効率を最大限に高め、特殊なファイルを処理するための命令が入ります。クライアントセーブセットに対するスケジュールされたバックアップの際に、Backup は指定されたファイルにディレクティブ命令を適用します。たとえば、「null」ディレクティブを使うと、特定のファイルをバックアップから完全に除外することができます。