この項では、 Solstice Backup 5.1 の基本的なインストールをローカルまたはリモートで実行するうえで必要な情報について説明しています。ここでは、CD-ROM ドライブがすでにマシンに設置されていることを前提としています。
Backup ソフトウェアをインストールするシステムでスーパーユーザーになります。
Backup に付属の CD-ROM をドライブに挿入します。
CD-ROM をマウントします。
適切なディレクトリに移動し、システムプロンプトで pkgadd コマンドを入力します。
SPARC の場合は、次のようになります。
# cd /cdrom/cdrom0/Solaris/sparc # pkgadd -d . |
x86 の場合は、次のようになります。
# cd /cdrom/cdrom0/Solaris/x86 # pkgadd -d . |
pkgadd コマンドスクリプトによって表示されるプロンプトの例は、「サーバーソフトウェアのインストール例」、または 「クライアントソフトウェアのインストール例 」を参照してください。
インストールが完了したら、ドライブから CD-ROM を取り出し、安全な場所に保管します。
リモートシステムのドライブに CD-ROM を挿入します。
リモートシステムに、CD-ROM をマウントします。
リモートシステムにマウントした CD-ROM を、 NFS を介してエクスポートできるようにします。
Backup ソフトウェアをインストールするシステムでスーパーユーザーになります。
マウントポイントを作成します。
# mkdir tmpmntdir |
CD-ROM がマウントされたファイルシステムを、Backup ソフトウェアをインストールするシステムにマウントします。
# mount remote-host:/cdrom/cdrom0 /tmpmntdir |
システムプロンプトで、pkgadd コマンドを入力します。
SPARC の場合は、次のようになります。
# pkgadd -d tmpmntdir/Solaris/sparc |
x86 の場合は、次のようになります。
# pkgadd -d tmpmntdir/Solaris/x86 |
pkgadd コマンドスクリプトによって表示されるプロンプトの例は、「サーバーソフトウェアのインストール例」、または 「クライアントソフトウェアのインストール例 」を参照してください。
インストール処理が完了したら、CD-ROM を取り出します。
# umount remote-host:/cdrom/cdrom0 |