Backup で光学式オートチェンジャが動作しない場合は、使用しているオペレーティングシステムに、光学式オートチェンジャのメディアドライブがサポートされていない可能性があります。
光学式オートチェンジャ用に Backup のデバイス名を作成する場合は、そのデバイスの名前をそのまま使用します。
停電の場合、光学式オートチェンジャでは、そのバックアップボリュームの状態がわからなくなります。nsrjb -H コマンドを実行しても、オートチェンジャが正常にリセットされない場合があります。nsrjb -H コマンドでオートチェンジャがリセットできない場合には、次のようなメッセージが表示されます。
# nsrjb -H nsrjb: Autochanger error, Invert operation not supported |
以下の手順に従って、オートチェンジャをリセットします。
次のコマンドを入力して、得られた出力を書き留めておきます。
# nsrjb -H |
このコマンドにより、ドライブにロードされているボリューム、ボリュームラベル、ボリュームをドライブにロードしたときに使用されていたスロットについての情報が表示されます。
デバイスからボリュームを手動でアンロードします。
アンロードの方法については、使用しているオートチェンジャのハードウェアマニュアルを参照してください。ボリュームは、カートリッジアクセスポート内で B 面が上になっています。
A 面が上になるようにボリュームを裏返し、手動でカートリッジアクセスポートにもう一度挿入します。
オートチェンジャのコントロールパネルを使用して、カートリッジアクセスポートから元のスロットにボリュームをロードし直します。
オートチェンジャをリセットします。
# nsrjb -H |