この章では、N1 Service Provisioning System 4.1 をインストールし、使用するためのシステム要件を紹介します。 この章の内容は次のとおりです。
この節では、N1 Service Provisioning System 4.1 をインストールし、使用するための要件を紹介します。
N1 Service Provisioning System 4.1 Master Server は、次のオペレーティングシステムを実行するシステムにインストールできます。
Solaris 8 または Solaris 9 システム
Red Hat Linux 7.2、7.3、8.0 および Red Hat Advanced Server 2.1
Microsoft Windows 2000 Server および Microsoft Windows 2000 Advanced Server
N1 Service Provisioning System 4.1 Remote Agent、Local Distributor、および CLI クライアントは、次のオペレーティングシステムを実行するシステムにインストールできます。
Solaris 2.6、Solaris 7、Solaris 8、または Solaris 9 システム
Red Hat Linux 7.2、7.3、8.0 および Red Hat Advanced Server 2.1
IBM AIX 4.3.3、5.1、5.2
Microsoft Windows 2000 Server および Microsoft Windows 2000 Advanced Server
次の表に、N1 Service Provisioning System 4.1 Web インタフェースに必要な Web ブラウザを一覧表示します。
表 2–1 HTML ユーザーインタフェースに必要な Web ブラウザ
プラットフォーム |
ブラウザ |
---|---|
Solaris |
Netscape Navigator 6.2.2、Netscape Navigator 7.0 |
Red Hat |
Netscape Navigator 6、Netscape Navigator 7.1 |
Windows |
Internet Explorer 5.5 および 6、Netscape Navigator 6、Netscape Navigator 7.1 |
次の表に、サポート対象の各オペレーティングシステムに必要なパッチを一覧表示します。
表 2–2 サポート対象のオペレーティングシステムに必要なパッチ
OS のバージョン |
必要なパッチ |
---|---|
Solaris 2.6 |
105633-56 107733-09 105568-23 105210-38 108091-03 106842-09 106841-01 105181-33 105591-09 106125-11 112542–01 |
Solaris 7 |
106980-16 106541-16 107544-03 106950-13 106327-08 106300-09 |
Solaris 8 |
なし |
Solaris 9 |
なし |
IBM AIX 4.3.3.0 |
AIX 4330-09 メンテナンスレベル (APAR IY22024) |
IBM AIX 5.1.0.0 |
AIX 5100-01 メンテナンスレベル (APAR IY21957) APAR IY19375 |
Red Hat Linux 7.2、7.3、または 8.0 |
なし |
Red Hat Linux Advanced Server 2.1 |
なし |
Windows 200 Server または Windows 2000 Advanced Server |
Service Pack 3 |
Solaris OS、Red Hat Linux、または IBM AIX システム上の接続を SSH で保護したい場合は、SSH を使用する各マシンに SSH プロトコルバージョン 2 をインストールする必要があります。
CLI クライアントで Jython を使用したい場合は、Jython バージョン 2.0 以上をインストールする必要があります。 Jython の詳細については、 を参照してください。
N1 Service Provisioning System 4.1 は国際化対応です。各国語の環境にインストールし、実行することができます。 ただし、このためには、次の要件を満たしている必要があります。
すべてのアプリケーションを同一ロケールまたは同等のロケールで実行する。 Remote Agent、Local Distributor、および CLI クライアントは、Master Server と同一のロケールで実行する必要がある
ファイル名、ディレクトリ名、その他の入力には ASCII 文字だけを使用する
この節では、個々の N1 Service Provisioning System 4.1 アプリケーションをインストールし、使用するための要件を紹介します。
Solaris Master Server には、Solaris 8 または Solaris 9 オペレーティングシステムが必要です。 システムのハードウェア要件は次のとおりです。
450 MHz のシングルまたはマルチ CPU (SPARCTM ハードウェア専用)
1G バイト以上の RAM
2G バイトの HD 空き領域。 必要なリポジトリ容量は、配備したアプリケーションのサイズによって決定される
次の表に、Master Server を実行する Solaris システムに必要な /etc/system の設定を一覧表示します。
Solaris 9 オペレーティングシステムを使用する場合、shmsys:shminfo_shmmin と shmsys:shminfo_shmseg の値を変更することはできません。 デフォルトの値をそのまま使用してください。
Solaris Local Distributor には、Solaris 6、Solaris 7、Solaris 8、または Solaris 9 オペレーティングシステムが必要です。 システムのハードウェア要件は次のとおりです。
400 MHz のシングルまたはマルチ CPU (SPARC ハードウェア専用)
256M バイト以上の RAM
1G バイトの HD 空き領域。 必要なキャッシュ容量は、配備したアプリケーションのサイズによって決定される
Red Hat Linux Master Server のインストールの開始時に、ユーザーのパスに bc コマンドが置かれていなければなりません。 bc コマンドがない場合、インストールは終了し、bc コマンドのインストールを要求するメッセージが表示されます。 bc-1.06-5.rpm か、これ以降のバージョンのパッケージをインストールしてください。
Red Hat Linux Master Server には、次のどれかのバージョンの Red Hat Linux が必要です。
Red Hat Linux 7.2、7.3、または 8.0
Red Hat Advanced Server 2.1
システムのハードウェア要件は次のとおりです。
1 GHz のシングルまたはマルチ CPU (Intel x86 対応ハードウェア専用)
1G バイト以上の RAM
2G バイトの HD 空き領域。 必要なリポジトリ容量は、配備したアプリケーションのサイズによって決定される
Red Hat Linux Master Server のインストーラは、次のシステムパラメータをチェックし、最小値が満たされていない場合、エラーを発行して終了します。
表 2–4 Red Hat システム設定
システムパラメータ |
最小値 |
推奨値 |
/proc/sys/kernel/shmall の shmall |
536870912 (512M バイト) |
2147483647 (2048M バイト) |
/proc/sys/kernel/shmmax の shmmax |
536870912 (512M バイト) |
2147483647 (2048M バイト) |
Red Hat Linux Local Distributor、Remote Agent、および CLI クライアントには、次のいずれかのバージョンの Red Hat Linux が必要です。
Red Hat Linux 7.2、7.3、または 8.0
Red Hat Advanced Server 2.1
システムのハードウェア要件は次のとおりです。
1 GHz のシングルまたはマルチ CPU (Intel x86 対応ハードウェア専用)
1G バイト以上の RAM
1G バイトの HD 空き領域。 必要なキャッシュ容量は、配備したアプリケーションのサイズによって決定される
IBM AIX Local Distributor、Remote Agent、および CLI クライアントには、AIX 4.3.3、5.1.0、または 5.2.0 のオペレーティングシステムが必要です。 システムのハードウェア要件は次のとおりです。
400 MHz のシングルまたはマルチ CPU (pSeries のハードウェア専用)
256M バイト以上の RAM
1G バイトの HD 空き領域。 必要なキャッシュ容量は、配備したアプリケーションのサイズによって決定される
Windows Master Server、Remote Agent、Local Distributor、または CLI クライアントの実行時には、ホームディレクトリに、中間ファイルを作成するための空き領域が必要です。 必要な容量は、アプリケーションを実行するためにインストールされているファイルのサイズとほぼ同量になります。
WindowsMaster Server には、次のいずれかのバージョンの Windows が必要です。
Windows 2000 Server
Windows 2000 Advanced Server
システムのハードウェア要件は次のとおりです。
1 GHz のシングルまたはマルチ CPU (Intel x86 対応ハードウェア専用)
1G バイト以上の RAM
2G バイトの HD 空き領域。必要なリポジトリ容量は、配備したアプリケーションのサイズによって決定される
Windows Local Distributor、Remote Agent、および CLI クライアントには、次のいずれかのバージョンの Windows が必要です。
Windows 2000 Server
Windows 2000 Advanced Server
システムのハードウェア要件は次のとおりです。
1 GHz のシングルまたはマルチ CPU (Intel x86 対応ハードウェア専用)
1G バイト以上の RAM
1G バイトの HD 空き領域。必要なリポジトリ容量は、配備したアプリケーションのサイズによって決定される