パッケージとしてインストールできるのは、Master Server とCLI クライアントだけです。 アンインストールスクリプトで削除できるのは、バージョン 4.1 の Master Server と CLI クライアントだけです。
アンインストールスクリプトは、Master Server または CLI クライアントをパッケージとしてインストールした場合にかぎりインストールされます。 ディレクトリ内にスクリプトが存在しない場合は、「「Solaris OS、Red Hat、IBM AIX システム上のファイルベースのアプリケーションをアンインストールする」」の手順に従ってアンインストールを行います。
アンインストールしたいアプリケーションがあるシステムに移動し、アンインストール対象のアプリケーションが格納されているディレクトリ以外のディレクトリに移動します。
アンインストールを開始します。
# /N1SPS4.1-home/app_directory/bin/cr_uninstall_app.sh |
N1SPS4.1-home には、アプリケーションのインストールディレクトリを指定します。 デフォルトのディレクトリは /opt/SUNWn1sps/N1_Service_Provisioning_System_4.1 です。 app_directory には、次のいずれかの値を指定します。
server – Master Server をアンインストールする
cli – CLI クライアントをアンインストールする
app には、次のいずれかの値を指定します。
ms – Master Server をアンインストールする
cli – CLI クライアントをアンインストールする
アンインストールが完了すると、次のメッセージが表示されます。
Successfully removed SUNWspapp Successfully removed SUNWspsc1 Successfully removed SUNWspsj1 |
app には、Master Server のアンインストール時には「ms」、CLI クライアントのアンインストール時には「cl」が入ります。
このシステムに別のアプリケーションがインストールされている場合、SUNWspsc パッケージと SUNWspsj1 パッケージは削除されません。 たとえば、同一システム上に Master Server と CLI クライアントがインストールされている場合、Master Server だけをアンインストールしても、CLI クライアントをアンインストールするまで、SUNWspsc パッケージと SUNWspsj1 パッケージは削除されません。