cdb.c コマンドは、コンポーネントを管理するための汎用的な制御を提供します。
表 6–2 コンポーネントを管理する CLI コマンド
コマンド |
説明 |
---|---|
cdb.c.ci |
表示不可のコンポーネントとコンポーネントモデルをチェックインする |
cdb.c.co |
コンポーネントをチェックアウトする |
cdb.c.la |
すべてのコンポーネントの全バージョンを一覧表示する |
cdb.c.lo |
コンポーネントについての詳細情報を一覧表示する |
cdb.c.lv |
コンポーネントの全バージョンを一覧表示する |
cdb.c.mod |
コンポーネントを変更する |
cdb.c.sc |
1 つ以上のカテゴリをコンポーネントに適用する |
cdb.c.sh |
コンポーネントを表示または非表示にする |
cdb.c.del |
コンポーネントを削除する |
特定のコンポーネントをチェックインするには、cdb.c.ci コマンドを使用します。 このコマンドは、以下のシナリオで使用する必要があります。
表示不可のコンポーネント (たとえば、 untyped または container コンポーネント) をチェックインする必要がある場合。
表示可能なコンポーネントをチェックインする場合は、cdb.rsrc.ci コマンドを使用します。 コマンドと引数の説明については、「cdb.rsrc.ci」 を参照してください。
コンポーネントモデル (コンポーネントの XML 表現) をチェックインする必要があるが、参照先コンポーネントやソースオブジェクトはチェックインしない場合。 この機能は、制御ブロックや変数値の更新時に使用できます。
コンポーネントの新しいバージョンとすべての参照先コンポーネントを作成する場合は、cdb.rsrc.ci コマンドを使用します。 コマンドと引数の説明については、「cdb.rsrc.ci」を参照してください。
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
path |
[R] |
InputStreamWrapper |
XML フォーマットのコンポーネント |
major |
[O] |
ブール型 |
新しい主要バージョンとしてチェックインするかどうか。デフォルトは false |
import |
[O] |
ブール型 |
変数設定をインポートするかどうか。デフォルトは true |
hidePrev |
[O] |
ブール型 |
古いコンポーネントを非表示にするかどうか。デフォルトは true |
result |
コンポーネント |
新しいコンポーネント |
このコマンドは、コンポーネントをチェックアウトし、 指定されたコンポーネントを XML フォーマットで出力します。
表 6–4 cdb.c.co コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
comp |
[R] |
ComponentID |
表示するコンポーネント XML の ID |
result |
コンポーネント |
コンポーネント |
このコマンドは、すべてのコンポーネントの全バージョンを一覧表示します。
表 6–5 cdb.c.la コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
sh |
[O] |
ブール型 |
非表示コンポーネントを表示するかどうか。デフォルトは false |
cat |
[O] |
CategoryID |
適用するカテゴリフィルタ。デフォルトは「all」(システムカテゴリ以外のすべてのカテゴリ) |
result |
SummaryComponentArray |
コンポーネント |
このコマンドは、指定されたコンポーネントの詳細を一覧表示します。
表 6–6 cdb.c.lo コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
ComponentID |
表示するコンポーネントの ID |
result |
Component |
コンポーネント |
このコマンドは、指定されたコンポーネントのすべてのバージョンを一覧表示します。
表 6–7 cdb.c.lv コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
comp |
[R] |
コンポーネント |
コンポーネント |
result |
SummaryComponentArray |
コンポーネントのすべてのバージョン |
このコマンドは、新しいリソースバージョンを持つコンポーネントを保存します。
表 6–8 cdb.c.mod コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
comp |
[R] |
ComponentID |
コンポーネント |
label |
[O] |
文字列 |
コンポーネントのラベル |
desc |
[O] |
文字列 |
コンポーネントの説明 |
rva |
[O] |
StringArray |
リソースのバージョン。バージョン番号は、推奨する場合は「#」、デフォルトの場合は「+」、最新の場合は「-」とする。また、すべてのリソースに最新を使用する場合はこの引数を省略する この引数は、複合コンポーネントにのみ適用可能 |
hidePrev |
[O] |
ブール型 |
古いビルドを非表示にするかどうか。 デフォルトは true |
result |
コンポーネント |
コンポーネント |
このコマンドは、コンポーネントをカテゴリのセットと関連付けます。
表 6–9 cdb.c.sc コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
ComponentID |
影響を受けるコンポーネントの ID |
catIDs |
[R] |
CategoryIDSet |
このコンポーネントに関連付けるカテゴリの ID |
all |
[O] |
ブール型 |
コンポーネントのすべてのバージョンを変更するかどうか。デフォルトは false |
このコマンドは、コンポーネントをカテゴリのセットと関連付けます。
表 6–10 cdb.c.sc コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
ComponentID |
影響を受けるコンポーネントの ID |
catIDs |
[R] |
CategoryIDSet |
このコンポーネントに関連付けるカテゴリの ID |
all |
[O] |
ブール型 |
コンポーネントのすべてのバージョンを変更するかどうか。デフォルトは false |
このコマンドは、コンポーネントを削除します。
表 6–11 cdb.c.del コマンドの引数
引数 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
ComponentID |
削除するコンポーネントの ID |
all |
[O] |
ブール型 |
コンポーネントのすべてのバージョンを削除するかどうか。デフォルトは false |