pe コマンドは、プランを実行、停止、監視するツールを提供します。
表 12–1 pe コマンドの概要
コマンド |
説明 |
---|---|
pe.h.prep |
ホストのセットを準備する |
pe.p.en |
execNative 手順の出力を表示する |
pe.p.la |
実行中および完了済みのプランを一覧表示する |
pe.p.lo |
実行中または完了済みのプランについての情報を一覧表示する |
pe.p.del |
完了済みプランの実行履歴を削除する |
pe.p.lp |
プランに関係するサブプランと対象を一覧表示する |
pe.p.run |
プランを実行する |
pe.p.stop |
実行中のプランを停止する |
pe.pi.lo |
プランの実行に使用されるパラメタを一覧表示する |
このコマンドは、ホストのセットを準備します。
表 12–2 pe.h.prep コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
HostIDSet |
コンマで区切られたホスト ID のリスト |
result |
TaskID |
準備プラン実行 ID |
このコマンドは、execNative 手順の出力を表示します。
表 12–3 pe.p.en コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
StepID |
表示するプラン内の手順。 pe.p.lo コマンドの出力から収集できる |
output |
[O] |
「so」または「se」 |
stdout または stderr のみを表示 初期値: stdout のみの表示 |
result |
UIExecNativeOutput |
手順の出力 |
このコマンドは、実行中および完了済みのプランを一覧表示します。
表 12–4 pe.p.la コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
max |
[O] |
整数 |
一覧表示するプランの最大数。 実行中のプランの数が指定された数より多い場合は無視される |
plan |
[O] |
文字列 |
結果を指定された名前のプランに限定 |
result |
RunningPlanBeanArray |
実行中のプランすべてと完了済みのプランの一部 |
このコマンドは、実行中または実行が完了したプランの状態を報告し、 各手順の StepID を表示します。 また、XML 書式のプランを stdout に出力します。
表 12–5 pe.p.lo コマンドの引数
引数 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
TaskID |
表示するプラン実行の ID |
old |
[O] |
ブール型 |
古いメッセージを表示するかどうか。デフォルトは false |
new |
[O] |
ブール型 |
新しいメッセージをポーリングするかどうか。デフォルトは true |
このコマンドは、完了済みプランの実行履歴を削除します。
表 12–6 pe.p.del コマンドの引数
引数 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
TaskID |
削除するプラン実行の ID |
このコマンドは、プランに関係するサブプランと対象を一覧表示します。 指定されたプランがまず表示されます。
表 12–7 pe.p.lp コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
||
---|---|---|---|---|
ID |
[R] |
ExecutionPlanID |
実行プランの ID |
|
result |
SubplanPromptArray |
サブプランと対象の配列 |
このコマンドは、プランを実行します。 プランプロンプト変数がある場合、プランプロンプト変数が対話によりユーザーに応答を促します。
表 12–8 pe.p.run コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
PID |
[R] |
ExecutionPlanID |
実行する実行プランの ID |
tar |
[R] |
HostIDArrayArray |
サブプランプロンプトによってプランとその各サブプランが実行されるそれぞれのホストまたはホストセット |
comp |
[O/R] |
StringArrayArray |
プランやサブプランの一部としてインストールするコンポーネントビルドの選択。 サブプランプロンプト内のコンポーネントセレクタによって選択を要求される。 ビルド番号、デフォルトの場合の「+」、推奨ビルドの場合の「#」、または最新の場合の「-」を使用する。 ビルドバージョンがない場合は、指定しないこと |
vs |
[O/R] |
StringArrayArray |
選択された各コンポーネントビルドと使用する変数設定の選択。 変数設定またはデフォルトの場合の「+」を使用する 変数設定がない場合は、指定しないこと |
po |
[O] |
ブール型 |
プリフライトだけを実行しなければならない場合は、True |
pdp |
[O] |
ブール型 |
詳細なプリフライトを実行しなければならない場合は、True。デフォルトは false |
hr1 |
[O] |
Integer |
同時に実行されるホスト数の制限。デフォルトは サーバー構成ファイルで設定される |
pto |
[R] |
TimeInterval |
プランの最大実行時間 |
nto |
[R] |
TimeInterval |
ネイティブコールの最大実行時間 |
f |
[O] |
InputStreamWrapper |
InputStreamWrapper オブジェクトは、通常ファイルの名前または標準入力の「-」で構成される。 この引数が使用されない場合は、標準入力が自動選択される |
result |
TaskID |
プラン実行の ID |
このコマンドは、実行中のプランを停止します。
表 12–9 pe.p.stop コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
TaskID |
実行を停止するプランの ID |
result |
ブール型 |
プランが正常に停止された場合は True |
このコマンドは、プランの実行に使用されるパラメタを一覧表示します。
表 12–10 pe.pi.lo コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
TaskID |
プラン実行の ID |
result |
TaskInfo |
プラン実行パラメタ |