N1 Service Provisioning System 4.1 リファレンスガイド

pe コマンドの概要

pe コマンドは、プランを実行、停止、監視するツールを提供します。

表 12–1 pe コマンドの概要

コマンド 

説明 

pe.h.prep 

ホストのセットを準備する 

pe.p.en 

execNative 手順の出力を表示する 

pe.p.la 

実行中および完了済みのプランを一覧表示する 

pe.p.lo 

実行中または完了済みのプランについての情報を一覧表示する 

pe.p.del 

完了済みプランの実行履歴を削除する 

pe.p.lp 

プランに関係するサブプランと対象を一覧表示する 

pe.p.run 

プランを実行する 

pe.p.stop 

実行中のプランを停止する 

pe.pi.lo 

プランの実行に使用されるパラメタを一覧表示する 

pe.h.prep

このコマンドは、ホストのセットを準備します。

表 12–2 pe.h.prep コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID 

[R] 

HostIDSet 

コンマで区切られたホスト ID のリスト 

result 

TaskID 

準備プラン実行 ID 

pe.p.en

このコマンドは、execNative 手順の出力を表示します。

表 12–3 pe.p.en コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID 

[R]  

StepID 

表示するプラン内の手順。 pe.p.lo コマンドの出力から収集できる 

output 

[O]  

「so」または「se」  

stdout または stderr のみを表示 初期値: stdout のみの表示 

result 

UIExecNativeOutput 

手順の出力 

pe.p.la

このコマンドは、実行中および完了済みのプランを一覧表示します。

表 12–4 pe.p.la コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

max 

[O] 

整数 

一覧表示するプランの最大数。 実行中のプランの数が指定された数より多い場合は無視される 

plan 

[O] 

文字列 

結果を指定された名前のプランに限定 

result 

RunningPlanBeanArray 

実行中のプランすべてと完了済みのプランの一部 

pe.p.lo

このコマンドは、実行中または実行が完了したプランの状態を報告し、 各手順の StepID を表示します。 また、XML 書式のプランを stdout に出力します。

表 12–5 pe.p.lo コマンドの引数

引数 

構文 

説明 

ID 

[R] 

TaskID 

表示するプラン実行の ID 

old 

[O] 

ブール型 

古いメッセージを表示するかどうか。デフォルトは false 

new 

[O] 

ブール型 

新しいメッセージをポーリングするかどうか。デフォルトは true 

pe.p.del

このコマンドは、完了済みプランの実行履歴を削除します。

表 12–6 pe.p.del コマンドの引数

引数 

構文 

説明 

ID 

[R] 

TaskID 

削除するプラン実行の ID 

pe.p.lp

このコマンドは、プランに関係するサブプランと対象を一覧表示します。 指定されたプランがまず表示されます。

表 12–7 pe.p.lp コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID

[R] 

ExecutionPlanID 

実行プランの ID 

result 

SubplanPromptArray 

サブプランと対象の配列 

pe.p.run

このコマンドは、プランを実行します。 プランプロンプト変数がある場合、プランプロンプト変数が対話によりユーザーに応答を促します。

表 12–8 pe.p.run コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

PID 

[R] 

ExecutionPlanID 

実行する実行プランの ID 

tar 

[R] 

HostIDArrayArray 

サブプランプロンプトによってプランとその各サブプランが実行されるそれぞれのホストまたはホストセット 

comp  

[O/R]  

StringArrayArray 

プランやサブプランの一部としてインストールするコンポーネントビルドの選択。 サブプランプロンプト内のコンポーネントセレクタによって選択を要求される。 ビルド番号、デフォルトの場合の「+」、推奨ビルドの場合の「#」、または最新の場合の「-」を使用する。 ビルドバージョンがない場合は、指定しないこと 

vs  

[O/R]  

StringArrayArray 

選択された各コンポーネントビルドと使用する変数設定の選択。 変数設定またはデフォルトの場合の「+」を使用する 変数設定がない場合は、指定しないこと 

po 

[O] 

ブール型 

プリフライトだけを実行しなければならない場合は、True 

pdp 

[O] 

ブール型 

詳細なプリフライトを実行しなければならない場合は、True。デフォルトは false 

hr1 

[O] 

Integer 

同時に実行されるホスト数の制限。デフォルトは サーバー構成ファイルで設定される 

pto 

[R] 

TimeInterval 

プランの最大実行時間 

nto 

[R] 

TimeInterval 

ネイティブコールの最大実行時間 

[O]  

InputStreamWrapper 

InputStreamWrapper オブジェクトは、通常ファイルの名前または標準入力の「-」で構成される。 この引数が使用されない場合は、標準入力が自動選択される 

result 

TaskID 

プラン実行の ID 

pe.p.stop

このコマンドは、実行中のプランを停止します。

表 12–9 pe.p.stop コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID 

[R] 

TaskID 

実行を停止するプランの ID 

result 

ブール型 

プランが正常に停止された場合は True 

pe.pi.lo

このコマンドは、プランの実行に使用されるパラメタを一覧表示します。

表 12–10 pe.pi.lo コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID 

[R] 

TaskID 

プラン実行の ID 

result 

TaskInfo 

プラン実行パラメタ