N1 Service Provisioning System 4.1 リファレンスガイド

exec 子要素

<execNative> 手順には <exec> 要素を 1 つしか含めることができません。 <exec> 要素は、実行されるネイティブコマンドの詳細を指定します。

<exec> 要素には次のものが含まれます。

<execNative> は、cmd 内に指定されたコマンドを、指定された引数を順に使用して直接実行します。

次に、<execNative> 手順の例を示します。


<execNative>
	<exec cmd=”ps”>
		<arg value=”-fu”/>
		<arg value=”sps”/>
	</exec>
</execNative> 

この手順は、コマンド ps –fu sps を実行します。

exec 要素属性

名前 

型 

必須 

構成可能 

説明 

cmd 

文字列 

はい 

可能 

実行するコマンドのパス。 指定したパスが絶対パスでない場合、RA の PATH 環境変数で指定されたプラットフォームを使用してコマンドの検索が行われる。 空でない文字列を指定する必要がある 

exec 要素の子要素

名前 

数 

説明 

arg 

0 またはそれ以上 

実行するコマンドの引数。 各 arg 要素は、コマンドに対する定位置パラメタを 1 つ定義する 

arg 子要素属性

名前 

型 

必須 

構成可能 

説明 

value 

文字列 

はい 

可能 

引数値 この引数は、arg がコマンド要素の n 番目の子であるコマンドに n 番目の引数として渡される