N1 Service Provisioning System 4.1 リファレンスガイド

shell 子要素

<shell> 要素は、<execNative> の子要素です。 <shell> 要素は、そのコンテンツとして実行されるコマンドを指定します。 実行されるコマンドは、cmd 属性で指定されるインタプリタによってインタプリトされます。 したがって、指定されるコマンドはそのプラットフォームの sh –c `command' 構文を使用して実行されます。 この書式では、コマンドの実行に使用するシェルコマンドを示すために cmd 属性を指定する必要があります。

(例:


<execNative>
	<shell cmd=”/usr/bin/bash -c”>
		ls –l |fgrep `*test*'|sort –u >file.out
	</shell>
</execNative> 

このコードは次のコマンドを実行します。


/usr/bin/bash –c `ls –l |fgrep `*test*'|sort –u >file.out' 

書式を保持するとともに XML の解析エラーを回避するため、<execNative> 手順から XML 表現を生成する際には常に CDATA 要素内にコマンドのテキストコンテンツが包含されます。

コマンド文字列を空の状態にしたり、空白文字だけを入れたりすることは認められません。 コマンド文字列は、(周囲の空白も含め) 指定されているとおりにシェルに送られます。

<shell> 要素のコンテンツは config 生成されます。

シェル要素の属性

名前 

型 

必須 

構成可能 

説明 

cmd 

文字列 

はい  

可能 

`sh –c' 構文内のシェルコマンド。 この文字列には、埋め込みの引用符文字を含めてはならない。 この文字列は、空白を区切りとして使用したシェル名と引数を取得するために解析される。 たとえば、`/usr/bin/bash –c' は空でない文字列でなければならない。