<component> 要素の「limitToHostSet」属性は、このプランの有効な対象と見なされるホストを含むホストセットの名前を指定します。 この属性を指定しないと、すべてのホストが有効な対象と見なされます。 この属性を指定する場合、クライアントが指定する対象は、指定されたホストセットに含まれるホストのサブセットでなければなりません。 指定されたホストセットに含まれないホストが対象内に存在する場合、プラン実行時エラーです。 既存のホストセットに対応しない名前を指定するのも、プラン実行時エラーです。 ここで説明するプラン実行時エラーは、プリフライトエラーとして報告されます。
platform 属性と limitToHostSet 属性では、2 つの大きな違いがあります。 1 つ目の違いは、platform は事前定義されたプラットフォームホストセットの 1 つを指定するのに対し、limitToHostSet はユーザー定義のホストセットを指定することです。 したがって、カスタムホストセットに基づいてインストールを制限することを望む場合、クライアントは「imitToHostSet」を使用する必要があります。 2 つ目の違いは、コンポーネントの対象を仮想ホストにした場合、limitToHostSet のテストはその仮想ホストに照らして行われるのに対し、platform のテストはその仮想ホストのルート物理ホストに照らして行われることです。 したがって、limitToHostSet を設定し platform は設定しないという方法をとることで、異なる物理プラットフォーム上に存在する特定の仮想ホスト (複数) にコンポーネントをインストールできます (WebLogic アプリケーションはこの方法を採用)。 platform を設定し limitToHostSet は設定しないようにすると、指定するプラットフォームを持つ物理ホストをルート (親) とする任意のホスト上にコンポーネントをインストールできます。 platform、limitToHostSet とも設定すると、両方の範囲を制約できます。