デフォルトでは、派生コンポーネントはそのベースコンポーネントのすべてのアクセス可能変数 (アクセスモード、修飾子、デフォルト値など) を継承します。
派生コンポーネントは、ベースコンポーネントから継承された変数に含まれない名前を使用して別の変数を定義できます。 派生コンポーネントは、同じ名前を使用して変数を宣言し直すことにより、継承された非最終変数のデフォルト値、修飾子、アクセスモードなどを無効にできます。 変数を無効にする場合は、変数の全コンテンツ (デフォルト値、アクセスモード、修飾子など) を宣言し直す必要があります。 デフォルト値は、優先する変数が非抽象である場合にかぎって指定できます。 アクセスモードは、ベースコンポーネントよりも厳しくすることはできません。
変数を無効にすると、ベースコンポーネント内のものを含め、その変数に対するすべての参照は無効にされた値となります。
派生コンポーネントを非抽象と宣言する場合、ベースコンポーネントによって宣言された抽象変数は派生コンポーネントによって無効にする必要があります。