Solaris OS、Red Hat Linux、または IBM AIX サーバーにインストールする場合は、JRE をインストールするか、あるいは有効な JRE のパスを指定するようにメッセージが表示されます。Windows システムにインストールする場合は、メッセージは表示されずに自動的に JRE がインストールされます。
Red Hat Linux サーバーにインストールする場合は、インストールスクリプトによってマシンが検索され、デフォルトの場所に JRE インスタンスがないか確認されます。
デフォルトの場所に JRE がインストールされていない場合は、JRE をインストールする必要があります。
デフォルトの場所に JRE が見つかった場合は、JRE をインストールし直すかどうかを選択できます。
Solaris OS または IBM AIX サーバーにインストールする場合で、JRE をインストールしないことを選択したときは、有効な JRE のパスの指定を求めるメッセージが表示されます。インストールスクリプトは、その JRE がサポートされているバージョンかどうかを確認します。
その JRE がサポートされているバージョンよりも高いバージョンの場合は、その JRE がサポートされていないことを知らせる警告と、継続するかどうかを訪ねるメッセージが表示されます。
N1 Grid Service Provisioning System 5.0 でサポートされている JRE バージョンを指定した場合、インストールスクリプトは JRE_HOME 変数をその JRE に設定します。インストールスクリプトは、JRE ディレクトリを指すシンボリックリンク、N1SPS5.0-home/common/jre も作成します(N1SPS5.0-home は N1 Grid Service Provisioning System 5.0 のホームディレクトリ)。シンボリックリンクを作成することによって N1 Grid Service Provisioning System 5.0 アプリケーションは、ほかのアプリケーションが依存している可能性のある JRE の場所を変更することなく JRE を使用します。
バンドル版の JRE は、各マシンに 1 度だけインストールします。たとえば、Master Server、Local Distributor、CLI Client を同じマシンにインストールする場合、Master Server と共に JRE をインストールし、Local Distributor と CLI Client のインストールでは JRE をインストールしないようにします。