Solaris OS の Master Server と CLI Client は、パッケージとしてインストールされます。アンインストールスクリプトでは、5.0 バージョンの Master Server または CLI Client だけがアンインストールされます。
アプリケーションをアンインストールするサーバーで、アンインストールするアプリケーションのディレクトリ以外の場所に移動します。
アンインストールを開始します。
# /N1SPS5.0-home/app_directory/bin/cr_uninstall_app.sh |
N1SPS5.0-home には、アプリケーションをインストールしたディレクトリを指定します。デフォルトディレクトリは、/opt/SUNWn1sps/N1_Grid_Service_Provisioning_System_5.0 です。app_directory には、次に示す値の 1 つを指定します。
server – Master Server をアンインストールする
cli – CLI Client をアンインストールする
app には、次に示す値の 1 つを指定します。
ms – Master Server をアンインストールする
cli – CLI Client をアンインストールする
アンインストールが完了すると、次のメッセージが表示されます。
Successfully removed SUNWspapp Successfully removed SUNWspsc1 Successfully removed SUNWspsj1 |
app には、 Master Server をアンインストールする場合は ms を、CLI Client をアンインストールする場合は cl を指定します。
SUNWspsc1 パッケージと SUNWspsj1 パッケージは、このサーバーにほかのアプリケーションがインストールされている場合は削除されません。たとえば、同じサーバーに Master Server と CLI Client の両方をインストールしてある場合で、Master Server だけをアンインストールするとき、SUNWspsc パッケージと SUNWspsj1 パッケージは CLI Client がアンインストールされるまでサーバー上に残されます。