プロビジョニングシステムには、2 種類のホストがあります。
物理ホスト – ネットワークに接続された物理サーバーのことです。プロビジョニングシステムでは、物理ホストに次のアプリケーションがあります。
Remote Agent – コンポーネントの配備またはモデル化のターゲットとして使用される物理ホストです。Remote Agent は互いに比較できます。
Local Distributor – コンポーネントのディストリビュータとして使用される物理ホストです。
仮想ホスト – ほかのサービスに対するホストとして機能するサービスです。たとえば、仮想ホストは、Web アプリケーションのホストとして機能するアプリケーションサーバーとして使用できます。
プロビジョニングシステムは、次のようなときにホストを使用します。
配備。サーバーにファイルまたはアプリケーション (コンポーネント) を配備するには、サーバーをホストとして登録する必要があります。
配信。配備されたコンポーネントを別のホストに配信する媒介としての役割を担うサーバーは、ホストとして登録する必要があります。
取得。アプリケーションを取得し(または、ファイルをデータリポジトリに追加し)、ほかのホストに配備するには、アプリケーションを格納したサーバーをホストとして登録する必要があります。
比較。あるサーバーと別のサーバーを比較するには、両方のサーバーをホストとして登録する必要があります。
物理ホストとは、プロビジョニングシステムによってネットワーク内に登録されているサーバーです。
物理ホストの特性
各ホストには、一意の IP アドレスが必要です。
各ホストには、一意のホスト名が必要です。
新しいホストの識別にサーバー名が使用されている場合、ホストを保存するときにサーバー名は IP アドレスに解決されます。
Remote Agent または Local Distributor を同じホストにインストールする場合は、それぞれに異なる専用ポートを割り当てる必要があります。
ホストロック機能を使用すると、複数のユーザーが同じホストを同時に更新できなくなります。
プロビジョニングシステムをサーバーで使用する前に、次の手順を実行します。
Remote Agent または Local Distributor をサーバーにインストールします。
サーバー用にホストレコードを作成することで、このサーバーを物理ホストとして登録します。
物理ホストを準備します。
プロビジョニングシステムは、システムサービスコンポーネントの形式で、プラグイン固有のソフトウェアをホストの Remote Agent にインストールすることでホストを準備します。ホストに適用可能なすべてのシステムサービスコンポーネントがインストールされた段階で、ホストの準備が完了したとみなされます。ホストが準備されると、比較の実行やアプリケーションの配備など、ホスト上での作業を行えます。
各物理ホストは特定のサーバーを表すため、物理ホストのレコードをほかのサーバーに移行しないでください。たとえば、Local Distributor として登録されたサーバーを入れ替える場合は、サーバーを入れ替えてから、新しい Local Distributor を作成します。古い Local Distributor のレコードを新しいサーバーに移行しようとした場合、新しいサーバーにインストールされていないファイルがあることを示すレコードが Master Server に含まれる可能性があります。
サーバーを入れ替えたり、プロビジョニングシステムに新しいサーバーを追加する必要がある場合には、物理ホストレコードを作成する必要があります。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用して新しいホストを作成する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを作成することもできます。
hdb.h.add – 新規ホストを作成します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
ホストに対して Create、Edit、Delete 許可を持つユーザーグループに属する必要があります。
Remote Agent または Local Distributor ソフトウェアが、サーバーにインストールされているかどうかを確認する必要があります。
ホストレコードは、Remote Agent または Local Distributor ソフトウェアがインストールされていないときに作成できます。ただし、このホストをほかの作業に使用する予定の場合は、Remote Agent と Local Distributor を実行している必要があります。
Remote Agent または Local Distributor ソフトウェアをインストールするには、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 インストールガイド』を参照してください。
Remote Agent または Local Distributor が起動しているかどうかを確認します。
ホストレコードは、Remote Agent または Local Distributor ソフトウェアが実行していないときに作成できます。ただし、このホストをほかの作業に使用する予定の場合は、Remote Agent と Local Distributor を実行している必要があります。
親ホストレコードが作成されていることを確認します。
各ホストに対して、物理ホストと、コミュニケーションチェイン内で Master Server に最も近いホストとの間の接続方式を定義する必要があります。そのため、ホストそのものを追加する前にプロビジョニングシステムにホストの親を追加する必要があります。
Master Server は、インストール時にシステムによって作成されます。ほかの物理ホストを作成する前に、Master Server を手動で作成する必要はありません。
「Hosts」ページに移動します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Host」テキストボックスに、新しいホストの名前を入力します。
メニューから、ホストのホストタイプを選択します。
「Description」テキストボックスに、新しいホストの簡単な説明文を入力します。
「Create」をクリックします。
新規ホストの「Edit」ページが表示されます。
ホスト名、説明、およびホストタイプが正しく表示されていることを確認します。
(省略可能) ホストタイプの属性値を更新します。
選択したホストタイプに属性が関連付けられている場合は、ホストの「Edit」ページの属性表に、属性とデフォルト値がリストされます。属性にデフォルト以外の値を割り当てるには、デフォルト値の横にあるチェックボックスをオンにします。テキストボックスが表示されるので、新しい属性値を入力します。
「Physical Host」を選択し、物理ホストを作成していることを示します。
このホストにインストールされているプロビジョニングシステムアプリケーションのタイプを示します。
接続のタイプ、ネットワークアドレス、およびこのホストの親情報を構成します。
SSL および SSH ネットワーク接続の構成については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 インストールガイド』の第 6 章「Secure Shell を使用するための N1 Grid Service Provisioning System 5.0 の構成」、または『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 インストールガイド』の第 7 章「SSL を使用するための N1 Grid Service Provisioning System 5.0 の構成」を参照してください。
(省略可能) このホストをホストセットに追加するには、そのページの「Host Relationships」エリアの「Add to Host Sets」をクリックします。
ウィンドウが表示されるので、ホストを追加するホストセットを選択します。
ホストセットに関する詳細については、「ホストセットの概要」を参照してください。
(省略可能) ホストを非表示にするには、ページの下にある「Hidden」を選択します。
「Save」をクリックします。
プロビジョニングシステムは、システムサービスコンポーネントの形式で、プラグイン固有のソフトウェアをホストの Remote Agent にインストールすることでホストを準備します。ホストに適用可能なすべてのシステムサービスコンポーネントがインストールされた段階で、ホストの準備が完了したとみなされます。ホストが準備されると、比較の実行やアプリケーションの配備など、ホスト上での作業を行えます。
次のような状況では、物理ホストを再度準備する必要があります。
新しいシステムサービスコンポーネントが Master Server にインストールされ、それをホストに配備する必要がある場合。
これは、新しいプラグインがインポートされると生じる可能性があります。
ホストのオペレーティングシステムがアップグレードされ、新規システムサービスコンポーネントが必要になる場合。
オペレーティングシステムがアップグレードされると、ホストを再度準備する必要があります。Master Server は、ユーザーがホスト上で次に何らかの作業を行なうまでは、ホストを準備する必要があることを認識しないことがあります。
ブラウザインタフェースでは、ホストを準備する時期と方法について、いくつかのオプションを提供します。ホストは、次のタイミングで準備します。
ホストを作成したとき
ホストの詳細を表示するとき
「Hosts」表を表示するとき
ブラウザインタフェースは、準備されていないホストで何らかの操作を実行しようとすると、ホストを準備することをプロンプトで促します。
ここでは、「Hosts」表を使用してホストを準備する方法について説明します。このオプションでは、複数のホストを一度に準備できます。これは、プロビジョニングシステムのアップグレード後にネットワーク全体を更新するときに便利です。
また、次のコマンドを使用してホストを準備することもできます。
pe.h.prep – ホストを準備します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
物理ホストを準備する前に、プロビジョニングシステムにホストを作成する必要があります。物理ホストの作成については、「物理ホストレコードを作成する」を参照してください。
物理ホストを準備するには、ホストの Create、Edit、Delete 許可を持つユーザーグループに属すする必要があります。
「Hosts」ページに移動します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Hosts」ページで、「Hosts」表の上にある「Indicate Un-prepared Hosts」を選択します。
「Hosts」表が、再度読み込まれます。準備する必要のあるホストが黄色で強調表示されます。
準備する必要のある各ホストを選択します。
一度に複数のホストを選択できます。
「Hosts」表の最後の行で、「Prepare Host」をクリックします。
ウィンドウが表示され、ホストの準備の状態が示されます。ホストの準備が正常に終了すると、ウィンドウは自動的に閉じられます。準備に失敗すると、エラーメッセージがコンテンツフレームに表示されます。
仮想ホストは、ほかのサービスのホストとして使用されるサービスを表します。
仮想ホストの特性
1 台の物理サーバーに、複数の仮想ホストが存在することもあります。
仮想ホストには必ず親ホストがあります。親ホストは、物理ホストか、ほかの仮想ホストのどちらかです。
仮想ホストは任意に入れ子構造にできますが、一番外側にある親ホストは物理ホストでなければなりません。
仮想ホストに対する比較を実行できます。
多くの場合、仮想ホストはプラグイン関連のコンポーネントをインストールしたことによる副産物として作成されます。
ホストがコンポーネントによって作成されるかどうかを確認するには、コンポーネントの「Details」ページを表示します。「Creates Host」フィールドに場所がリストされている場合は、コンポーネントがインストールされると、その場所にホストが作成されます。
仮想ホストは、論理的な配備ターゲットを表します。たとえば、WebLogic 仮想ホストは配備ターゲットとして WebLogic アプリケーションサーバーを表します。
仮想ホストは、配備されるコンポーネント (ここでは Web アプリケーション) とターゲットとなるコンポーネント (ここでは、アプリケーションサーバー) 間のインタフェースを提供します。
WebLogic に Web アプリケーションを直接配備すると、各ホスト上で、アプリケーションサーバーのカスタム管理コンソールを操作しなければなりません。代わりに、プロビジョニングシステム内で仮想ホストを使用して、仮想ホストに Web アプリケーションを配備し、仮想ホストが WebLogic に構成情報を提供するように設定できます。この機能は、Web アプリケーションを複数のホストに一度に配備しなければならない場合に、特に便利です。
以下に、仮想ホストに供給される情報の例と、仮想ホストとリモートマシン上で実行されるサービス間の相互作用において使用される情報の例を示します。
サービスのユーザー名とパスワード
ポート番号
接続タイプ
配備を手動で行う代わりにプロビジョニングシステムを使用すると、次のような利点があります。
ホストセットにすべてのホストを同時に配備できる
以前の状態を参照、再構築、自動ロールバックするために、すべての配備と構成データを追跡するバージョン管理
すべてのアプリケーションと管理サーバー上で、システムが実行するすべてのアクションに関する詳細ログを作成する、ロギングおよびレポーティング機能。これらのログにより、すべてのホストへの変更に関する完全な監査履歴が提供されます。
大規模なコンテンツディレクトリの差分のみの配布を可能にする差分配備。これにより、配備を大幅にスピードアップし、増分的なディレクトリ更新を最適化します。
仮想ホストは、1 台の物理ホスト上で複数のアプリケーションインスタンスを維持する場合にも便利です。これらのホストにより、物理サーバーと、サーバー上で実行されるアプリケーションとの間を明確に区別できます。この区別は、相互作用によって機能する複数のアプリケーションを管理する場合に特に便利です。
各仮想ホストは特定のサービスを表すので、仮想ホストの定義はほかのサーバーに移行しないでください。たとえば、使用している WebLogic アプリケーションサーバーを別の物理ホストに移行する必要がある場合は、アプリケーションを移行してから、新しい仮想ホストを作成します。 仮想ホストを別の物理ホストに移行しようとすると、Master Server には、移行されるアプリケーションサーバーに関する誤った情報を含むレコードが格納されます。
ホストは手動で作成するか、ターゲット可能コンポーネントと呼ばれる特殊なコンポーネントによって作成します。ターゲット可能コンポーネントは、さまざまなサードパーティプラグインで利用可能です。
ターゲット可能コンポーネントは、コンポーネントとプランが、インストールまたは呼び出しのターゲットとして使用する必要のあるサービスを表します。ターゲット可能コンポーネントがインストールされると、そのコンポーネントは仮想ホストまたは物理ホストを作成します。作成されたホストは、ターゲット可能コンポーネントと、ほかのコンポーネントおよびプランとのインタフェースとして機能します。
ターゲット可能コンポーネントがインストールされると、事前定義された情報に基づいてホストが作成されます。情報には、以下の値が含まれます。
ホスト名
デフォルト値が設定されたホストタイプ
このホストタイプは、プラグインに含まれます。
ホストのタイプ: 物理ホストまたは仮想ホスト
ホストを作成するターゲット可能コンポーネントの ID
ターゲット可能コンポーネントによってホストが作成されたあと、ホストの説明とホストタイプの属性を変更できます。
ターゲット可能コンポーネントの新バージョンがインストールされると、ターゲット可能コンポーネントのホストは、新しいターゲット可能コンポーネントの情報で更新されます。
ターゲット可能コンポーネントがアンインストールされると、作成されたホストも削除されます。
仮想ホストと、その使用法に関する詳細については、「仮想ホスト」を参照してください。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用して仮想ホストを作成する方法について解説します。また、次のコマンドを使用して仮想ホストを作成することもできます。
hdb.h.add – 新規ホストを作成します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
仮想ホストを追加する前に、仮想ホストを含む物理ホストを設定する必要があります。また、配備ターゲットも設定する必要があります。
仮想ホストを作成するには、ホストの Create、Edit、Delete 許可を持つユーザーグループに属する必要があります。
「Hosts」ページに移動します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Hosts」表の 1 行目で、次の手順を実行します。
「Host」テキストボックスに、新規ホストの名前を入力します。
メニューから、ホストのホストタイプを選択します。
新規ホストに関する簡単な説明文を「Description」テキストボックスに入力します。
「Create」をクリックします。
新規ホストの「Edit」ページが表示されます。
ホスト名、説明、およびホストタイプが正しく表示されていることを確認します。
必要に応じて、ホストタイプの属性値を更新します。
選択したホストタイプに属性が関連付けられている場合は、「Edit」ページの属性表に、属性とデフォルト値がリストされます。属性にカスタム値を割り当てるには、デフォルト値の横にあるチェックボックスをオンにします。テキストボックスが表示されるので、新しい属性値を入力します。
「Virtual Host」を選択して、仮想ホストの作成を指定します。
親ホストの名前を入力するか、「Select from List」をクリックして、表示されるウィンドウからホスト名を選択します。
仮想ホストには必ず親ホストがあります。親ホストは物理ホストまたは仮想ホストのいずれかになります。仮想ホストは任意に入れ子構造にできますが、一番外側にある親ホストは物理ホストでなければなりません。
(省略可能) このホストをホストセットに追加するには、ページの「Host Relationships」エリアの「Add to Host Sets」をクリックします。
ホストを追加するホストセットを選択します。
「Save」をクリックします。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用してホストを作成するためのターゲット可能コンポーネントの使用方法について説明します。また、次のコマンドを使用して、ターゲット可能コンポーネントからホストを作成することもできます。
pdb.p.genplan – インストールコンポーネント手続きからプランを作成します。
pe.p.run – プランを実行します。
hdb.h.mod – ホストを構成します。
ターゲット可能コンポーネントを使用して仮想ホストを作成するには、Run Component Procedures および Allow of Host Sets 許可が必要です。
ターゲット可能コンポーネントをインストールします。
「Hosts」ページで新規ホストを確認し、「Details」をクリックします。
(省略可能) ホストの説明を更新します。
必要に応じて、ホストタイプの属性値を更新します。
選択したホストタイプに属性が関連付けられている場合は、「Edit」ページの属性表に、属性とデフォルト値がリストされます。属性にカスタム値を割り当てるには、デフォルト値の横にあるチェックボックスをオンにします。テキストボックスが表示されるので、新しい属性値を入力します。
「Save」をクリックします。
新しいホストが物理ホストであれば、ホストを準備します。
「物理ホストを準備する」を参照してください。
ホストを表示すると、仮想ホストと物理ホストの一覧とその説明が表示されます。物理ホストの場合は、サーバーのオペレーティングシステムに関する情報も表示されます。
次のような状況でホストを表示します。
プロビジョニングシステムに登録されているホストを確認する場合
特定のホスト検索を表すホストを知りたい場合
ホストは、ホスト検索によってフィルタリングできます。ホスト検索に関する詳細については、「ホスト検索の概要」を参照してください。
プロビジョニングシステム内での各ホストの役割を判断する場合
たとえば、ホストが Remote Agent の場合、そのホスト上のアプリケーションまたはコンポーネントをアクティブに管理するためのコントロールがあります。ホストが Local Distributor の場合は、Remote Agent へのデータのパイプ役でしかないため、ホストの管理は行いません。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用してホストを表示する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを表示することもできます。
hdb.h.la – すべてのホストを表示します。
hdb.h.lo – 特定のホストに関する詳細情報を表示します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
ナビゲーションメニューから、「Host Setup」を選択します。
「Hosts Setup」ページが表示されます。
「Hosts Setup」ページで「Hosts」をクリックします。
「Hosts」ページに、表示状態のホストがすべてリストされます。
(省略可能) 非表示のホストを含めるには、ページの右上の「Show Hidden Hosts」を選択します。
(省略可能) ホストまたはホスト検索に関する情報を表示します。
特定のホストに関する詳細を表示するには、表示するホストが含まれる行で「Details」をクリックします。
「Details」ページに、ホストの構成に関する詳細情報が表示されます。
特定のホスト検索で、ホストの一覧を表示するには、ホスト表の上にあるメニューからホスト検索を選択します。
ブラウザインタフェースは、指定のホスト検索に属するホストの一覧を表示します。
ホストがターゲット可能コンポーネントによって作成された場合は、コンポーネント名が「Created by Component」ラベルの横に表示されます。
ホスト情報は、ホストがプロビジョニングシステムに追加されたあとで変更できます。ユーザーが変更を保存して、別のユーザーが同じホストを同時に更新しないようにするには、ホストをロックします。
ホストは、次のような場合に編集します。
特定のホストのホストタイプの属性を更新する場合
「ホストのホストタイプ属性を変更する」を参照してください。
新規ホストセットまたは既存ホストセットに対して、ホストの追加または削除を行う場合
「ホストセットにホストを追加、またはホストセットからホストを削除する」を参照してください。
このタスクは、ホストセットの「Details」ページからも実行できます。詳細については、「ホストセットを編集または非表示にする」を参照してください。
ホストの説明を変更する場合
「ホストの説明を変更する」を参照してください。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用してホストタイプ属性を変更する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを編集することもできます。
hdb.h.mod – ホストを変更します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
ホストタイプ属性については、「ホストタイプの概要」を参照してください。
ホストタイプ属性を変更するには、ホストに対する Create, Edit, Delete 許可を持つユーザーグループに属する必要があります。
編集するホストの「Details」ページを表示します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Details」ページで、ページの下にある「Edit」ボタンをクリックします。
ホストのホストタイプ属性を更新するには、変更する属性値を選択します。
「Attribute Value」フィールドが強調表示で表示されます。
「Attribute Value」フィールドに新しい値を入力します。
変更が終了したら、「Save」をクリックします。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用してホストのホストセットのメンバーシップを変更する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを編集することもできます。
hdb.hs.mod – ホストを変更します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
このタスクは、ターゲット可能コンポーネントで作成されたホストでは実行できません。
ホストのホストセットメンバーシップを変更するには、ホストの Create、Edit、Delete 許可を持つユーザーグループに属する必要があります。
編集するホストの「Details」ページを表示します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Details」ページで、ページの下にある「Edit」ボタンをクリックします。
ホストのホストセットメンバーシップを更新します。
変更が終了したら、「Save」をクリックします。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用してホストの説明を変更する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを編集することもできます。
hdb.h.mod – ホストを変更します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
ホストを編集するには、ホストの Create、Edit、Delete 許可を持つユーザーグループに属する必要があります。
編集するホストの「Details」ページを表示します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Details」ページで、ページの下にある「Edit」ボタンをクリックします。
ホストの説明を変更するには、「Description」テキストフィールドのテキストを編集します。
変更が終了したら、「Save」をクリックします。
プロビジョニングシステムに格納したオブジェクトは、緊密にインターコネクトされているため、ホストを削除できない場合もあります。また、ワークスペースをすっきりさせるため、現在使用していないオブジェクトを非表示にできます。
オブジェクトを非表示にしても、そのオブジェクトが非アクティブになったり、使用不可になることはありません。たとえば、ホストがホストセットに含まれる場合、ホストを非表示にしても、ホストセットからホストが削除されるわけではありません。したがって、ホストセット上でプランを実行すると、ホストもプランの実行に含まれます。
ホストを非表示にすると、ホストはすべてのユーザーおよびユーザーグループから隠されます。
ホストの削除については、「ホストを削除する」を参照してください。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用してホストを非表示にする方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを非表示にすることもできます。
hdb.h.mod -hide true – ホストを非表示にします。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
ホストを非表示にするには、ホストの Create、Edit、Delete 許可を持つユーザーグループに属する必要があります。
非表示にするホストの「Details」ページを表示します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Edit」をクリックします。
ページの下にある「Select Hidden」を選択します。
「Save」をクリックします。
ホストが「Hosts」ページに表示されなくなります。
(省略可能) 使用しないホストを非表示にする場合は、ホストセットがこのホストを使用していないこと、また、ホスト検索による検索の対象になっていないことを確認します。
ホストの「Details」ページの「Host Relationships」セクションで、「Member of Host Sets」ボックスにホストセットがリストされていないことを確認します。
ホスト検索に非表示のホストが含まれ、ホスト検索がホストセットに含まれる場合は、ホストセットで実行されるプランは、非表示のホストに対して実行されます。
非表示のホストは、次のような場合に再表示します。
非表示のホスト上でタスクを実行する場合
ホストの使用方法が変わり、アクティブに管理したり、削除したりする場合
ここでは、ブラウザインタフェースを使用してホストを再表示する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを再表示することもできます。
hdb.h.la -sh true – ホストを再表示します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
「Hosts」ページに移動します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Hosts」ページの右上で、「Show Hidden Hosts」を選択します。
「Hosts」ページに、非表示のホストと表示されているホストがどちらもリストされます。非表示のホストは、濃い灰色の行に表示されます。
(省略可能) このホストから非表示の特性を削除するには、次の手順を実行します。
ホストを削除すると、プロビジョニングシステムからホストが削除されます。ホストの削除は行わずに非表示にする方法については、「ホストを非表示にする」を参照してください。
ホストを削除すると、プロビジョニングシステムは次のオブジェクトも同時に削除します。
ホストに入れ子になっているすべての仮想ホスト
ホストにインストールされている、すべてのコンポーネントインスタンス
ホストにインストールされているコンポーネントインスタンスが、元々ホストから収集されたリソースから作成されている場合は、ホストへの参照が削除され、コンポーネントが更新されます。
ホストは、次のような場合に削除します。
プロビジョニングシステムで登録されたサーバーを撤去する必要がある場合
ホストのレコードが不要になった場合
ホストの削除は恒久的なものであり、取り消すことはできません。ホストを削除するには、時間がかかることもあります。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用してホストを削除する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを削除することもできます。
hdb.h.del – ホストを削除します。
このコマンドに関する詳細については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 7 章「hdb:ホストを管理する CLI コマンド」を参照してください。
削除するホストがターゲット可能コンポーネントによって作成されている場合は、「ターゲット可能コンポーネントによって作成されたホストを削除する」を参照してください。
次のオブジェクトのどれかによって参照されるホストは削除できません。
比較
リソース
スナップショット
Remote Agent 、Local Distributor、または CLI アプリケーション
ターゲット可能コンポーネント
ターゲット可能コンポーネントのインストール中は、ターゲット可能コンポーネントによって作成されたホストは削除できません。ただし、ターゲット可能コンポーネントホストを含む親ホストが削除されると、ターゲット可能コンポーネントホストも削除されます。
ホストを削除するには、ホストの Create、Edit、Delete 許可を持つユーザーグループに属する必要があります。
削除するホストの「Details」ページに移動します。
「ホストを表示する」を参照してください。
「Delete」ボタンをクリックし、選択したホストを削除します。
そのホストを削除するかどうかが確認されます。
「Continue to Delete」ボタンをクリックします。
ホストが削除されたあとは、「Hosts」表にはホストは表示されません。
ここでは、ブラウザインタフェースを使用して、ターゲット可能コンポーネントによって作成されたホストを削除する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してホストを削除することもできます。
pdb.p.genplan – アンインストールコンポーネント手続きからプランを作成します。
pe.p.run – プランを実行します。
ターゲット可能コンポーネントを使用して仮想ホストを作成するには、Run Component Procedures および Allow of Host Sets 許可が必要です。
ターゲット可能コンポーネントをアンインストールします。
ターゲット可能なコンポーネントがアンインストールされると、「Hosts」表にはホストが表示されなくなります。
次の net コマンドは、ホストに関連するネットワーキングタスクを実行します。
プロビジョニングシステムアプリケーションのトランスポート構成ファイルを生成します。ホストを作成したあとに、ホストのネットワーク構成情報を更新した場合は、このコマンドを手動で実行する必要があります。
TCP/IP の ping コマンドを実行して、Remote Agent または Local Distributor の接続を確認します。
Remote Agent またはディストリビュータへの経路を決定します。