Master Server をバックアップする前に、プランやプリフライトだけでなく、比較機能などすべてのタスクを終了する必要があります。
バックアップスクリプトを実行するときは、出力ディレクトリを必ず指定してください。出力ディレクトリを指定しなければ、結果として生成されるバックアップファイルは N1SPS-home/server/bin ディレクトリに保存されます。Master Server をアンインストールしてから再インストールしたときに、バックアップファイルがこのディレクトリにある場合は、バックアップファイルは削除されます。その結果、Master Server を復元することができなくなります。
プロビジョニングシステムをインストールしたユーザーで、マシンにログインします。
バックアップスクリプトは、root で実行しないでください。必ず プロビジョニングシステム のユーザーアカウントでログインしてください。
バックアップスクリプトが格納されているディレクトリに変更します。
% cd N1SPS-home/server/bin |
N1SPS-home は、アプリケーションのホームディレクトリです。
バックアップを開始します。
% ./cr_backup.sh options |
cr_backup.sh コマンドには、次のオプションがあります。
デフォルトでバックアップされるのは、リソースストア、データベースコンテンツ、データファイル、構成データ、およびキーストアです。コマンド行に適切な引数を使用することで、これらのコンポーネントのバックアップを省略できます。
Master Server のベースディレクトリ
出力しない。情報メッセージは出力されません。
リソースストアのバックアップを省略します。
データベース、プラグイン、カスタムタスクのバックアップを省略します。
構成およびキーストアのバックアップを省略します。
キーストアのバックアップを省略します。
バックアップファイルをこのディレクトリに保存します。
バックアップスクリプトは、指定したディレクトリへの書き込み許可があるかどうかを確認します。このディレクトリに対する書き込み許可がない場合は、スクリプトはエラーを表示します。
ディレクトリを指定しなかった場合は、ファイルは N1SPS-home/server/bin ディレクトリに保存されます。
バックアップファイルの結果を圧縮します。
ログ出力を、デフォルトの logfile ファイルではなく、logfile ファイルに出力します。
gzip が PATH にある場合に、結果のバックアップファイルを GZip します。
ユーザーに通知せずに、Master Server をシャットダウンします。
この情報を出力します。
この情報を出力します。
スクリプトは、処理を継続すると Master Server のプロセスが停止することを通知します。検索、プラン、比較などが実行されている場合は、これらのタスクも中断されます。
バックアップを実行するには、y とタイプします。
スクリプトにバックアップの進行状況と、バックアップファイルの場所が示されます。
スクリプトは Master Server を再起動します。