N1 Grid Service Provisioning System 5.0 プランとコンポーネントの開発者ガイド

プランの作成

自動生成方式でプランを作成したり、カスタムプランを作成したり、または自動生成されたプランをカスタマイズすることができます。

プロビジョニングシステムでは、複数のdirect-run proceduresからなるプランを自動生成できます。このプランは、そのまま使用することも、XML を使ってより複雑なプランのテンプレートとして保存することもできます。

複数のコンポーネント、複数のホストセット、またはその両方の調整を必要とする配備では、プランを作成し、プロビジョニングシステム XML スキーマを使用して処理を定義します。このような処理として、依存性チェック、およびアプリケーションのコンソール上でコマンドを実行するスクリプトの作成などがあります。作成したプランは、プランリポジトリにチェックインする必要があります。

Procedure自動生成プランを作成する

自動生成プランは、コンポーネントの内部から作成します。

始める前に

プランを生成するためには、プランを生成するコンポーネントが含まれるフォルダに対して、Create、Edit 、Delete のアクセス許可を持つユーザーグループに属する必要があります。

手順
  1. ナビゲーションメニューから「Components」を選択します。

    「Components」ページに、チェックイン済みコンポーネントの一覧が表示されます。

  2. 「Change Folder」をクリックします。

  3. コンポーネントを作成するフォルダの名前を指定し、「Change to Selected Folder」をクリックします。

    「Components」ページに、指定したフォルダに含まれているコンポーネントの一覧が表示されます。

  4. 該当するコンポーネント名をクリックします。

    そのコンポーネントの「Details」ページが表示されます。

  5. 「Component Procedures」表から、プランに含める手続きを選択します。

  6. 「Component Procedures」表の下部にある「Generate Plan With Checked Procedures」をクリックします。

    生成されたプランの「Advanced Edit」ページが表示されます。

  7. 「Plan」フィールドに新しいプランの名前を入力します。

  8. 「Check In」をクリックします。


    注 –

    次のようなメッセージが表示される場合があります。「Warning - plan names and/or paths differ」。これは、指定したプラン名が XML モデルで指定されたプラン名と異なることを意味します。フィールドに入力したプラン名に基づいて、XML モデルが更新されます。


  9. コンポーネントのチェックインを確認します。

    1. 指定したプラン名が正しいかどうかを確認します。

    2. 必要に応じて、コンポーネントの新しいバージョン番号を選択します。

    3. 「Continue To Check In」をクリックします。

    新しいプランの「Details」ページが表示されます。

Procedureカスタムプランを作成する

プランは、TurboXML などのスキーマ検証エディタを使用して作成するか、ブラウザの「Advanced Edit」ページ上で作成できます。

ここでは、XML エディタで作成したプランをインポートする手順について説明します。

手順
  1. プランを作成します。

    XML スキーマ要素については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 XML スキーマリファレンスガイド』の第 2 章「コンポーネントと単純プランにより使用される共有スキーマ」『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 XML スキーマリファレンスガイド』の第 4 章「プランのスキーマ」を参照してください。

  2. ブラウザインタフェースを起動し、「Plans」ページにアクセスします。

  3. 作成するプランの名前と簡単な説明を入力して「Create」をクリックします。

    そのプランの「Advanced Edit」ページが表示されます。

    プロビジョニングシステムは、そのプランの XML スケルトンを作成します。

  4. 「Plan Definition」フィールドで次の作業を行います。

    • プランの XML を入力します。

    • ローカルシステムに格納されているプランをインポートする場合は、ファイルのフルパス名を入力するか、または「Browse」ボタンをクリックします。次に、「Replace」をクリックします。

  5. 「Check In」をクリックします。

    プランをチェックインすることを示すウィンドウが表示されます。プランにはバージョン 1.0 が割り当てられます。

  6. 「Continue To Check In」をクリックします。