特定のコンポーネントとそのソースオブジェクトをチェックインするには、cdb.rsrc.ci コマンドを使用します。このコマンドは、必ず以下のシナリオで使用します。
閲覧可能コンポーネント (たとえば file や Weblogic EJB) をチェックインする必要がある場合。
閲覧不能コンポーネントをチェックインする必要がある場合は、cdb.c.ci コマンドを使用します。コマンドとコマンド引数については、「cdb.c.ci」を参照してください。
単純コンポーネントのソースオブジェクトをチェックインする必要がある場合。
閲覧可能な複合コンポーネントの参照先コンポーネントをチェックインする必要がある場合。
cdb.rsrc.ci コマンドの呼び出しは、「チェックインジョブ」と見なされ、チェックインジョブを管理する CLI コマンドで管理されます。たとえば、どの cdb.rsrc.ci コマンドが実行中であるのかを確認する場合は、cdb.cj.la コマンドを実行し、現在のチェックインジョブをすべて一覧表示します。cdb.rsrc.ci から返される compCheckInID 値を cdb.cj.lo の引数に指定して、特定のチェックインジョブのステータス情報を得ることもできます。
表 3–37 cdb.rsrc.ci コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
src |
[R] |
文字列 |
チェックインするローカルファイルまたはディレクトリ |
dst |
[R] |
文字列 |
チェックインに使用するコンポーネント名 |
type |
[R] |
文字列 |
コンポーネントタイプ |
platform |
[O] |
HostSetID |
コンポーネントのプラットフォーム |
desc |
[O] |
文字列 |
コンポーネントの説明 |
major |
[O] |
ブール型 |
メジャーとマイナーのどちらのバージョン番号を増分するか。デフォルトは false |
config |
[O] |
ブール型 |
コンポーネントが構成ファイルであるかどうか。デフォルトは false |
hidePrev |
[O] |
ブール型 |
前回のコンポーネントを非表示にするかどうか。デフォルトは true |
includeOwners |
[O] |
ブール型 |
所有者情報を含めるかどうか。デフォルトは true |
includeGroups |
[O] |
ブール型 |
グループ情報を含めるかどうか。デフォルトは true |
addTo |
[O] |
ブール型 |
既存のファイルを全部置き換えて新しいコンポーネントを作成するのではなく、チェックインするファイルを既存のファイルに追加して新しいバージョンのコンポーネントを作成するかどうか。 |
hostID |
[O] |
HostID |
ローカルホストの ID |
redun |
[O] |
ブール型 |
冗長チェックを適用するかどうか。デフォルトは true |
pickerName |
[O] |
文字列 |
使用するコンポーネントピッカーの名前。デフォルトは null (デフォルトピッカー) |
extraOpts |
[O] |
Hashtable |
タイプに追加するオプションの名前と値。extraOpts 引数では、config、includeOwners、includeGroups、addTo、redun は指定できない。これらの値を指定するには、この表に記載されている同等のコマンド行オプションを使用する必要がある |
result |
CompCheckInID |
このコンポーネントチェックインジョブの ID |