N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル

cdb.rsrc.ci

特定のコンポーネントとそのソースオブジェクトをチェックインするには、cdb.rsrc.ci コマンドを使用します。このコマンドは、必ず以下のシナリオで使用します。

cdb.rsrc.ci コマンドの呼び出しは、「チェックインジョブ」と見なされ、チェックインジョブを管理する CLI コマンドで管理されます。たとえば、どの cdb.rsrc.ci コマンドが実行中であるのかを確認する場合は、cdb.cj.la コマンドを実行し、現在のチェックインジョブをすべて一覧表示します。cdb.rsrc.ci から返される compCheckInID 値を cdb.cj.lo の引数に指定して、特定のチェックインジョブのステータス情報を得ることもできます。

表 3–37 cdb.rsrc.ci コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

src 

[R] 

文字列 

チェックインするローカルファイルまたはディレクトリ 

dst 

[R] 

文字列 

チェックインに使用するコンポーネント名 

type 

[R] 

文字列 

コンポーネントタイプ 

platform 

[O] 

HostSetID 

コンポーネントのプラットフォーム 

desc 

[O] 

文字列 

コンポーネントの説明 

major 

[O] 

ブール型 

メジャーとマイナーのどちらのバージョン番号を増分するか。デフォルトは false 

config 

[O] 

ブール型 

コンポーネントが構成ファイルであるかどうか。デフォルトは false 

hidePrev 

[O] 

ブール型 

前回のコンポーネントを非表示にするかどうか。デフォルトは true 

includeOwners 

[O] 

ブール型 

所有者情報を含めるかどうか。デフォルトは true 

includeGroups 

[O] 

ブール型 

グループ情報を含めるかどうか。デフォルトは true 

addTo 

[O] 

ブール型 

既存のファイルを全部置き換えて新しいコンポーネントを作成するのではなく、チェックインするファイルを既存のファイルに追加して新しいバージョンのコンポーネントを作成するかどうか。 

hostID 

[O] 

HostID 

ローカルホストの ID 

redun 

[O] 

ブール型 

冗長チェックを適用するかどうか。デフォルトは true 

pickerName 

[O] 

文字列 

使用するコンポーネントピッカーの名前。デフォルトは null (デフォルトピッカー) 

extraOpts 

[O] 

Hashtable 

タイプに追加するオプションの名前と値。extraOpts 引数では、configincludeOwnersincludeGroupsaddToredun は指定できない。これらの値を指定するには、この表に記載されている同等のコマンド行オプションを使用する必要がある

result 

CompCheckInID 

このコンポーネントチェックインジョブの ID