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N1 Grid Service Provisioning System 5.0 ユーザーガイド (BEA WebLogic Plug-In)

第 1 章 WebLogic Plug-In の概要

この章では、N1 Grid Service Provisioning System を使用したBEA WebLogic 6.1 および 7 アプリケーションのプロビジョニングについて説明します。この章では、次の内容について説明します。

WebLogic Plug-In の目的

N1 Grid Service Provisioning System ソフトウェアは、BEA WebLogic 6.1 および 7 アプリケーションをすぐに使用可能にする増強された機能を提供します。BEA WebLogic アプリケーションは参照サーバーから取得し、このアプリケーションをどのように構成するかを厳密に選択できます。また、アプリケーションをスタンドアロン環境、管理対象環境、またはクラスタ化した BEA WebLogic 環境に配備できます。

注 –

このプラグインを使用して BEA WebLogic 環境を管理する場合、BEA WebLogic アプリケーションはプロビジョニングソフトウェアの外に配備しないでください。また、プロビジョニングソフトウェアの外で管理しないでください。BEA WebLogic アプリケーションは、N1 Grid Service Provisioning System ソフトウェアでのみ管理するようにしてください。

BEA WebLogic Plug-In に含まれるコンポーネント

BEA WebLogic Plug-In には、複数の WebLogic 特有のコンポーネントタイプと、事前定義のコンポーネントおよびリソースファイルが含まれており、簡単に WebLogic Enterprise、Enterprise JavaBeans (EJB)、および Web Applications を取得、構成、および配備することができます。これらのコンポーネントタイプは、3 つのファミリにグループ化することができます。

BEA WebLogic Plug-In の使用要件

BEA WebLogic Plug-In を配備する予定のホストは、次の要件を満たす必要があります。

WebLogic ソフトウェア

BEA Systems WebLogic version 6.1 または 7.0 が、N1 Grid Service Provisioning System 環境に存在している必要があります。これにより、配備するアプリケーションとファイルを取得できます。

オペレーティングシステム

BEA システムによって指定される UNIX または Windows オペレーティングシステムの適切なバージョン

ディスク容量

Windows システムの場合、インストール製品用に約 236M バイトの未使用記憶領域が必要であり、約 170M バイトの一時記憶域がインストーラに要求されます。

UNIX システムの場合、インストール製品用に約 196M バイトの未使用記憶領域が必要であり、約 162M バイトの一時記憶域がインストーラに要求されます。

RAM

256M バイト (最小)、512M バイト (推奨)

Java ランタイム環境 (JRE)

WebLogic Server のインストールで、JRE が実行されている必要があります。JRE が含まれる Java 2 Software Development Kit (SDK) は、Windows インストールプログラムと、一部の UNIX インストールプログラム (拡張子が .bin) にバンドルされています。ほかの UNIX プラットフォームについては、 WebLogic Server インストールプログラムには、Java 2 SDK が含まれません (拡張子が .jar)。.jar インストールプログラムを実行するには、正しいバージョンの Java 2 SDK がシステムにインストールされている必要があり、PATH 変数の先頭に SDK の bin ディレクトリを 含める必要があります。インストールプロセスによって、JAVA_HOME 変数と関連変数がここをポイントするように設定されるため、必ず SDK を使用するようにしてください。

また、配備する WebLogic アプリケーションを取得できる現在の WebLogic 環境が必要です。この環境の必要条件は、以下のとおりです。

WebLogic アプリケーション

必要に応じて構成されている WebLogic 6.1 または 7.0 アプリケーション