WebLogic サーバークラスタは、同時に稼動する複数の WebLogic サーバーインスタンスで構成され、それらが共に動作することで高いスケーラビリティと信頼性を提供します。クライアントからは、クラスタは単一の WebLogic サーバーインスタンスに見えます。クラスタを構成するサーバーインスタンスは、同一マシン上で稼動することも、異なるマシンに置くこともできます。1 台のクラスタマシン上の各サーバーインスタンスは、同一バージョンの WebLogic サーバーを実行する必要があります。
N1 Grid Service Provisioning System 環境では、クラスタを作成したあとで、クラスタ内に置く管理対象サーバーを作成します。管理対象サーバーを作成しているあいだ、変数リスト内の任意引数の 1 つはクラスタホスト名です。管理対象サーバーをインストールしているあいだ、このクラスタのホスト名はそれに対する依存性の作成に使用されます。クラスタを作成する前に管理対象サーバーを作成すると、クラスタホストがなくなり、依存性の作成に失敗します。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。
「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage Clusters」をクリックします。
WebLogic クラスタコンポーネント用の「Components Details」ページで、「default:install」の横にある「Run action」をクリックします。
このクラスタ用に変数を設定するには、そのウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。
クラスタを定義するターゲット WebLogic 管理サーバーを選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
説明に従って、クラスタの一部に含まれるサーバーインスタンスを作成します。