この節では、Windows 2000 プラグインの既知の問題について説明します。
タイプがレジストリキーである単一リソースを持つコンポーネントを作成できます (キャプチャするエントリは単一のデフォルト値となる)。しかし、付随するレジストリキーを指定せずにその値は配備できても、そのアンインストールや削除はできません。パスが無効であることを知らせるメッセージが表示されます。
対処方法: キャプチャするレジストリキーに含まれる値がデフォルト値のみにならないようにしてください (キーとデフォルト値を含めるなど)。
IIS 設定のスナップショットを含む「モデルとインストール」タイプの比較を行う場合、ターゲットサーバー上で IIS 設定をいったん変更し、そのあと元の値に戻すと、相違がまったくないにもかかわらず、比較結果に相違が報告されることがあります。特に、親ノードから継承されたメタベースプロパティ (Web サイトの読み取り / 書き込み許可やデフォルトのドキュメント設定など) ではこのような現象が発生しがちです。
対処方法: このようなケースで報告される相違は無視してください。
Windows IIS アプリケーションをアンインストールする場合、Master Server ブラウザインタフェースはアンインストールが正常に完了したというメッセージを表示します。しかし、COM+ アプリケーションは完全には削除されていません。COM+ アプリケーションは、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」内に残ったままとなります。
対処方法: 残った COM+ アプリケーションを手動で削除してください。
この問題を防ぐには、アプリケーションのインストール時に shutdownDelaySecs 変数の値を増やしてください。