N1 Grid Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート (OS Provisioning Plug-In 1.0)

IP ネットワークマルチパス (IPMP) の構成

IPMP の一般的な情報については、『IP Network Multipathing Administration Guide』を参照してください。

Solaris 8 またはそれ以降の環境における IP マルチパスのデフォルトモードは、自動フェイルバックです。このモードを変更するには、/etc/default/mpathd ファイルを編集します。

インタフェースのペアを使用して IPMP グループを設定できるのは、次のいずれかの構成においてのみです。

ipmp_networkifs_base_config 変数は、IPMP の制御下で定義されるインタフェースのリストを定義します。各インタフェースに関して、定義済みの追加インタフェースパラメータに対して変数のセットを含める必要があります。定義する必要があるパラメータを次に示します。

次の例に、1 つの IPMP インタフェースを定義するipmp_networkifs_base_config 変数の内容を示します。

qfe0_qfe1 database-net:l:10.0.0.1:10.0.0.2:24:oracle-db:10.0.0.3:apache:10.0.0.4