この章では、OS プロビジョニングプラグインの最新情報と既知の問題を説明します。
この章では、次の内容について説明します。
インストールに関する問題はありません。
オペレーティングシステムをプロビジョニングする際に次の問題が存在することが判明しています。
説明 : インストール中に次のメッセージが表示され、インストールが対話式になります。
root_password=Clz6pK2b6qw= syntax error line 2 position 15 |
Solaris OS プロファイルのパスワード変数 sysidcfg_root_password_base_conf は暗号化された値を持っています。ただし、ユーザーが指定したパスワードは Solaris 暗号化パスワードではありませんでした。
回避策: Solaris のツールを使用してパスワードを暗号化します。暗号化されたパスワードをユーザーが作成する適切なメカニズムは、パスワードを使用してユーザーを作成することです。/etc/shadow ファイルで暗号化されたパスワードを調べ、それを sysidcfg_root_password_base_conf 変数の値として使用します。
説明 : Windows ブートおよびインストールサーバーが作成されると、Windows ブートおよびインストールサーバーの OS プロビジョニングスクリプトの位置を変更できません。
回避策: 別の名前を持つ新しい Windows ブートおよびインストールサーバーを再度作成します。
説明 : DHCP 設定が正しくないため、プロビジョニング処理が失敗します。stdout または stderr には、表示されるメッセージがありません。
回避策: 誤った設定により、OS プロビジョニングサブネットが、間違った値を使用して作成されます。OS プロビジョニングサーバーの /var/adm/n1osp* ログファイルで、DHCP エラーがないか調べます。
説明 : OS インストールで指定されたロケールに関係なく、インストールログファイルは常に関連する EUC ロケールになります。リモートエージェントのロケールがこの EUC ロケールとは異なる場合、ロケールが一致しないため、「Status Monitoring」ページから正しくログファイルを表示できません。
回避策: 適切なロケールを使用してサービスポートまたはコンソール (該当する場合) に接続し、ログファイルを直接表示します。