Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート (OS Provisioning Plug-In 2.0)

ProcedureSolaris プロビジョニングプロファイルを作成する (ブラウザインタフェース)

始める前に

JET サーバーが存在し、そのサーバーで Solaris OS ソフトウェアが使用できることを確認します。JET サーバーの作成方法の詳細については、「Solaris JET サーバーの設定」を参照してください。Solaris イメージの作成方法の詳細については、「Solaris イメージをインポートする」を参照してください。

手順
  1. N1 SPS ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。

  2. 「OS Provisioning Common Tasks」ページの「Solaris Images」セクションで「Create Profile」をクリックします。

  3. 「Plans Details」ページの「Run」をクリックします。

  4. このプランに使用する変数を選択します。

    • 既存の変数セットを使用するには、「Plan Parameters」テーブルの「SolarisImage」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから名前を選択します。

    • 新しい変数セットを作成するには、「Plan Parameters」テーブルの「SolarisImaget」コンポーネント行で「Select from List」をクリックします。

      1. 「Create Set」をクリックします。

      2. 変数セットの名前を入力します。

      3. version 変数に Solaris のメインバージョン番号を入力します。

      4. release 変数に Solaris のマイナーバージョン番号を入力します。

      5. 残りの変数を確認し、必要に応じてそれらを変更します。

        次の表で、追加の変数とそのデフォルト値を説明します。

        変数名 

        説明 

        デフォルト値 

        architecture

        SPARC や x86 など、物理システムのアーキテクチャー 

        sparc

        installPath

        添付する Solaris イメージ名 

        Solaris:[version]_:[release]_:[architecture]

        次に例を示します。Solaris9_u7_sparc

        image_path

        イメージファイルが存在する場所へのパス 

        /export/osp_image/:[installPath]

        image_subnet_addr

        イメージサーバーのサブネットアドレス 

        :[target(/):sys.ipAddress]

        image_subnet_mask

        イメージサーバーのサブネットマスク 

        255.255.255.0

        media_src

        イメージファイルへのパス。デフォルトでは、ソフトウェアはファイルが DVD ディスク上に存在すると想定しています。 

        /cdrom/cdrom0/s0

      6. 変数セットを保存します。

      7. 「Plan Parameters」テーブルの「SolarisImage」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから、直前に保存した変数セットを選択します。

  5. 「Plan Details Run」ページで、プロファイルの作成先の JET イメージサーバーを選択します。


    ヒント –

    JET イメージサーバーのホスト名の末尾は -jet です。


  6. 必要に応じてプロファイル名を変更します。

  7. 必要に応じてプロファイルの説明を変更します。

  8. 使用する JET モジュールのリストを更新します。

    JET 製品のモジュールの位置は、JET サーバーのディレクトリ /opt/SUNWjet/Products です。

    デフォルトでは、プラン変数 JET Modules Name(s) に、Solaris プロファイルコンポーネントに含める 2 つの JET モジュールがあります。

    base_config は、基本 Solaris インストールを行うための必須 JET モジュールです。そのほかの /opt/SUNWjet/Products モジュールはすべて省略可能です。モジュール名をこのリストに追加することにより、モジュールのインストール関数と構成変数が、新しく作成された Solaris プロビジョニングプロファイルに追加されます。

    省略可能な /opt/SUNWjet/Products モジュールの 1 つに、custom モジュールがあります。custom モジュールは、Solaris のパッケージ、パッチ、およびファイルの任意のリストをインストールし、またスクリプトの任意のコレクションを実行できます。詳細については、custom モジュールの使用法」を参照してください。また、そのほかの JET モジュールを作成することもできます。JET モジュールの作成の詳細については、付録 C 「追加 JET モジュールの作成」を参照してください。

  9. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  10. (省略可能) デフォルトのプロファイル値を変更します。

    1. 新しい Provision コンポーネントが含まれる Solaris フォルダにナビゲートします。

      たとえば次のようなフォルダです。/com/sun/n1osp/autogen-biss1-jet/provision/

    2. Solaris プロビジョニングコンポーネント名をクリックします。

      たとえば Solaris10_0205_sparc.standard などです。

    3. デフォルト値を編集します。

      Solaris プロファイルの変数の詳細については、付録 B 「Solaris Profile コンポーネントの変数」を参照してください。

      1. 「Details」ページの最下部の「Edit」ボタンをクリックします。

      2. 値を変更します。

      3. 「Details」ページの最下部の「Check-in」ボタンをクリックします。