WebSphere プラグインを使用するには、プロビジョニングシステム の基本構成を少し変更して、アプリケーション間で通信できるようにし、プランを実行できる十分な時間を提供する必要があります。
プラグインをインポートします。
「WebSphere プラグインの入手」を参照してください。
次の WebSphere 2.0 セッション変数を設定します。WS_DEFAULT_USER と WS_DEFAULT_PASSWORD です。
これらの変数は、スタンドアロンアプリケーションサーバーのインストール時、配備マネージャーのインストール時、およびノードの統合 (フェデレーション) 時に使用されます。
プロビジョニングシステム のコマンド行インタフェース (CLI) を表示する仮想ホストを作成します。
この仮想ホストを定義するには、次の属性を使用します。
ホスト: cliHost
ホストタイプ: com.sun.was#cliHT
cliLoc: CLI への絶対パス。
たとえば、InstallPath/cli/bin/cr_cli
親ホスト: マスターサーバー上にあるリモートエージェント。
マスターサーバーを実行しているマシンに CLI をインストールします。
マスターサーバーを実行しているマシンにリモートエージェントソフトウェアをインストールして起動します。
マスターサーバーの「Host Edit」ページに進んで、「Include Remote Agent On This Physical Host」オプションを選択します。
マスターサーバーの config.properties ファイルを変更します。
allowSessionIDOnHosts を使用すると、このプラグインはコマンド行インタフェースとリモートエージェントインタフェースを通じてマスターサーバーと通信できます。
defaultPlanTimeout を使用すると、プランを実行できるデフォルトの時間を増やすことができます。この値の単位は秒です。この行は、デフォルトのプラン実行時間 30 分 (1800 秒) を増やす必要がある場合に追加します。この例では、100 分 (6000 秒) という値を使用します。
pe.nonPlanExecNativeTimeout 値の単位は秒です。この行は、execNative タイムアウトの時間を増やす必要がある場合に追加します。
pe.nonPlanExecNativeTimeout=2400 |
このファイルに次の行を追加します。
config.allowSessionIDOnHosts=masterserver pe.defaultPlanTimeout=6000 |
config.properties ファイルのデフォルトの場所は、 /opt/SUNWn1sps/N1_Service_Provisioning_System_5.1/server/config です。
マスターサーバーを再起動します。